SETI研究所のツイートから。
2012年8月に火星に軟着陸して以来、ゲール・クレーター内で調査活動を続けている火星探査車キュリオシティが今年5月に撮影した画像です。岩から2本の棒状の構造が突き出しています。この「棒」は、堆積岩の割れ目(あるいは穴)に(おそらく水とともに)入り込んだ鉱物が固化したもので、周囲の柔らかい岩石が浸食されたため、岩から突出しているように見えているとのことです:
#PPOD: Here is another cool rock at Gale crater on Mars! The spikes are most likely the cemented fillings of ancient fractures in a sedimentary rock. The rest of the rock was made of softer material and was eroded away. 📷: @NASA @NASAJPL @Caltech #MSSS fredk, acquired on May 17. pic.twitter.com/RGfjmRBfI7
— The SETI Institute (@SETIInstitute) May 26, 2022
堆積岩の中にこのような穴がどのようにして開くのでしょうか。何らかの生き物が海底あるいは湖底に掘った巣穴が生痕化石として残ったようにも見えます。
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