能登半島の先端・石川県珠洲市(地図)周辺で起きている群発地震についての続報です。
10月3日14時43分ごろ、珠洲市沖約 6km の海域で M3.8、深さ 10km、最大震度 3の地震が発生しました。これまでの地震は全て陸域で発生していたため、専門家は震源が広域化する可能性があると警告しています。
「陸で起きた地震はこれまでとおおむね震源地が重なり、同じ断層で起きたとみられるが、海で起きた 1回はやや特異的(中略)まだ 1回のみのため推定は難しいとしながらも『地下の活動が陸から海へとより広範囲に広がっている可能性もある』」(金沢大学・平松良浩教授、地震学):
- 震源地「広域化か」 珠洲地震、今年最多 1日 6回 陸地から沖合に 専門家「警戒を」 (写真、地図、グラフあり)
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