小惑星〝2018 TV〟が10月8日に地球と月に接近します。
(Credit: NASA/JPL) |
図は、北極星の方向から見た最接近時の位置関係を示しています。小惑星と地球は図の下から上へ移動、月は反時計回り。小惑星は地球の公転面より北側(手前側)を通過していきます。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2018 TV | 5~11 | (地球)10月8日 05:05 (月)10月8日 14:14 |
0.74 1.05 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速8.5km(時速約3万1000km)と計算されています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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