2014年8月10日日曜日

口永良部島で噴火 ― 鹿児島県屋久島町 (続報-3)


8月7日付「口永良部島で噴火 ― 鹿児島県屋久島町 (続報-2)」の続報です。

口永良部島(地図)の噴火について検討するために8月8日に開かれた火山噴火予知連絡会拡大幹事会の見解が、気象庁のウェブサイトに掲載されています。「噴火の約1時間前から山頂近傍の観測点で山頂側が隆起する変化が捉えられました。噴火直後には山頂側が沈降する変化が認められました」、「火山性地震が増減を繰り返す中で明確な前兆がないまま噴火が発生しました」:

以下は添付されている参考資料です。多数の観測データのグラフや写真が載っています。ファイルサイズが大きいせいなのか、私のPCの Chrome ブラウザーではスクロールに時間がかかります。Firefox ブラウザー(Adobe PDF Plug-In For Firefox and Netscape 10.1.10)ではスムーズに閲覧できます:

以下は、鹿児島県の川内原子力発電所再稼働についての記事ですが、今回の口永良部島の噴火についての言及があります。「2011年の霧島新燃岳の噴火のように、地震などの前兆がなかったため、予知すらできないうちに噴火が起きることもしばしばある。この8月3日に発生した口之永良部島の噴火でも、けが人もなかったものの、前兆がほとんどないままに噴火と同時に火砕流が発生した」:

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