2014年6月17日火曜日

サガミザメのオスと地震


このブログの12年4月12日付「サガミザメのオスが揚がったら要注意」に関連した講談社『現代ビジネス』の記事です:

5ページにわたる長い記事ですが、3ページ目にサガミザメ(写真)のオスと地震の関連についての記述があります。「サガミザメのオスが大量に獲れたら、危険信号。その4日以内に地震が起こる」。なぜオス限定なのかについての説明や、実際に地震が起きた事例の記述もあります:
長兼丸はサガミザメのメスを狙う底はえ縄漁を行なっている。カズさん曰く、サガミザメのメスの生息水深は300~400m。オスはそれよりももっと深いところに生息しており、通常ならば、メス狙いの水深に入れた仕掛けにオスが掛かることはない。しかしながら、この8年の間に不可思議な現象が起きたという。

これはいずれもこの「焼津前」での出来事。メスが漁獲される300~400mの水深にも関わらず、オスが大量(20~30匹どころではない量とのこと)に漁獲されたというのだ。初めてサガミザメを大量捕獲したのは忘れもしない2009年8月7日。その4日後の2009年8月11日に駿河湾地震(M6.5)が発生した。そしてその現象はこれだけに留まらず、後日思い返してみると、2011年3月11日の東日本大震災(M9.0)、2011年8月01日の駿河湾地震(M6.1)、2012年1月28日の山梨県東部・富士五湖地震(M5.5)の数日前にはサガミザメを大量捕獲していたことに気づいたという。


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