3月28日にミャンマーで発生した M7.7 の大地震では、およそ 350km におよぶ右横ずれ断層が最大約 6m 動いたとされていますが、その断層がズレる瞬間を監視カメラが捉えていました。撮影地点は首都ネピドーと第2の都市マンダレーの中間にある Thazi(地図)付近です。
「これは、断層の動きがカメラに捉えられた最初の(そして現時点で唯一の)事例です。」
画面左上から画面右端中央にかけてが断層です。揺れが始まって門扉が開き、手前のコンクリート舗装に亀裂が入ります。門や塀の外側が一気に右方向に動きます。画面左上では土煙が上がり、右上では送電線の鉄塔が折れ曲がります。動画に付されている説明によると、この付近での断層のズレは約 4m であったとのことです:
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