2018年3月21日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-183)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 3月20日17:00 付けで更新情報を出しています ―― 4月中の地震発生の可能性を否定:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全に終息するまで確定できない。
4月中の可能性否定、早い場合でも5月以降
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 岐阜県、愛知県、長野県西部(前回更新情報の右下地図参照)
影響局誤認の場合は群馬県、栃木県、埼玉県と周辺(前回更新情報の左下地図参照)
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の浅い陸域地殻内地震


▼ 現状
  • 静穏状態にあったCH02(八ヶ岳)とCH29(八ヶ岳)に3月中旬から前兆が出現。

  • ここ数日、今まで静穏だった観測装置にも前兆が出現しだしている。

▼ 考察
  • 現状はステージ24。

  • 前回の更新情報では4月6日± の可能性を指摘 → この場合、3月中旬以降に前兆が終息するはず。

  • CH02(八ヶ岳)に3月15日から特異前兆が出現し始めた。CH02は1月8日に極大があり、4月6日± に地震発生の場合は3月16日± に前兆終息となっていなければ、経験則に調和しない → 4月6日± に地震発生の可能性は否定できる。

  • 新たな前兆関係から、5月初旬~7月初旬まで、いくつかの可能性が否定できない。早い場合でも5月以降。

  • 前兆が終息したことが確認できれば発生日を計算できる。

▼ 概観
  • No.1778 前兆は2008年7月に初出現。今年7月で10年継続となる、前例のない長期継続前兆。

  • 通常の地震前兆は数日~数週間、長い場合でも数ヶ月で地震発生となる。

  • 過去23年間の観測では ――

    • プレート境界型地震の前兆期間は長くても数ヶ月以内。
    • 前兆期間が1年を越える場合は、すべて震源が浅い地殻地震。

  • No.1778 前兆は震源が浅い地殻地震である可能性が高い。

  • 前兆期間の長さは地震の規模とは無関係。震源領域の歪み速度(歪みの蓄積する速さ、かかっている力の強さ)との関係がみられる。

  • No.1778 前兆の前例のない長さから、歪み速度の遅い、滅多に地震活動が認められない領域の可能性が示唆される。

  • 前兆が出現した観測装置の数も過去最多。この点からも確実に陸域の地震であることが言える。

  • 23年間の観測研究活動の中で、前兆が出現して地震が発生しなかったことはない。No.1778 前兆に対応する地震も必ず発生すると考えている。

  • 前兆の出現関係から、いつまでは対応地震が発生しないという推定しかできない場合が多々あり、また、早い場合を推定して間違う場合もある。「どうかお許しください。」

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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