2017年7月12日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-167)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 7月11日17:00 付けで更新情報を出しています ―― 前兆終息せず、7月22日± の可能性に修正:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全終息したことを確認後に計算し確定する予定
現状で可能性があるのは 7月22日±2日
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 岐阜県、愛知県、福井県、石川県南部、滋賀県北部、京都府北部など 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度火山に近い領域の可能性あり(地図上に御嶽・乗鞍火山領域と白山火山領域を斜線で表示)。前兆影響局誤認の場合は福島付近の可能性があるが、不整合な前兆があるため上記が考えやすい。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地震
 

▼ 現状
  • CH02(八ヶ岳) 7月11日午前に特異が短時間出現。

  • CH17(八ヶ岳) 終息。

  • CH21(八ヶ岳) 特異前兆が継続中。

  • CH26(八ヶ岳) 特異前兆が継続中。

  • CH29(八ヶ岳) 終息。

▼ 考察
  • 現在は第24ステージ。

  • 7月11日夕刻現在、CH21とCH26の特異前兆のみが継続中。

  • 前兆が継続中のため、前回更新情報で提示した7月11日± の可能性は否定。

  • 第24ステージの前兆関係を見直した結果、現状では7月22日± の可能性が示唆される。

  • 7月22日± が正しいとすると、前兆終息時期は以下のように推定される:

    • 6月27.2日極大認識 → 7月16日± 前兆終息
    • 7月5.8日極大認識 → 7月18日± 前兆終息
    • 7月11.3日極大認識 → 7月19日± 前兆終息

  • 上記時期に前兆が完全終息するか否か、観測を継続して続報する。

鹿児島湾の地震(暫定値M5.3、深さ10km、最大震度5強)について
  • 7月2日と7月6日に高知観測点のK6とK8にBF前兆出現(BF前兆=基線のうねり変動、典型的な地震前兆波形) → 「7月14日±4日、陸域ではM5.1±0.5」と予測

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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