12月19日付「噴火始まる — アイスランド」の続報です。
アイスランド気象局の発表とその概略は以下のとおりです:
12月18日22時17分、レイキャネス(Reykjanes)半島のグリンダヴィーク(Grindavík)北方で火山噴火が始まった。
噴火はグリンダヴィークの北東約 4km にあるスンドゥヌーカギガル(Sundhnúkagígar)付近で発生している。21時に群発地震が始まり、その後に噴火が発生した。
最新の航空観測や地震活動によると、噴火の亀裂は南に拡大している。現時点では、亀裂の南端はスンドゥヌークル(Sundhnúkur)の近くにある。
噴火場所は 11月に形成されたマグマ岩脈貫入部。噴火の最初の 2時間の溶岩の噴出速度は毎秒数百立方メートルの規模であると考えられている。
亀裂の北端には最大の溶岩噴泉がある。
新たに開いた亀裂の両側に溶岩が広がっている。リアルタイムの GPS測定で、亀裂の開口に伴う顕著な地盤変形が見らる。
新たに開いた亀裂の両側に溶岩が広がっている。リアルタイムの GPS測定で、亀裂の開口に伴う顕著な地盤変形が見らる。
深夜以降、噴火現場の地震活動のレベルは低下した。 さらに、亀裂の延長に関する推定値は、12月18日22時17分の噴火開始以来、噴火の強度が低下していることを示唆している。
文中の地名については以下のポスト(ツイート)を参照してください:
It looks like the fissure follows the old crater line of Sundhnúkagígar. This is hopefully good news for the town of Grindavík but still to early to say. Via https://t.co/bWKkWdI1ZS #icelandvolcano #iceland pic.twitter.com/rcEy9Pccif
— Lava Centre (@LavaCentre) December 18, 2023
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