2013年4月18日木曜日

三宅島の地殻変動


気象庁が今年3月末までの三宅島の状況をまとめた「三宅島の火山活動解説資料(平成25年3月)」(PDF形式)には、同島の地殻変動について次のような記述があります:
GPS連続観測によると、2000年以降、山体浅部の収縮を示す地殻変動は徐々に小さくなりながら現在も継続しています。島の南北を挟む長距離の基線で2006 年頃から伸びの傾向がみられるなど、山体深部の膨張を示す地殻変動が継続しています。

以下の図は、上記解説資料に掲載されている GPS 連続観測の結果です。上のグラフが島の南北、下が島の東西を結ぶ長距離の基線の変化です:

三宅島 GPS 連続観測結果(2000年1月~2013年3月)
気象庁 「三宅島の火山活動解説資料(平成25年3月)」より引用
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