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2025年12月19日金曜日

偽情報の比較: 能登半島地震 vs. 青森県東方沖地震


2024年1月1日の能登半島地震(Mj 7.6、深さ 16km、最大震度 7)と2025年12月8日の青森県東方沖地震(Mj 7.5、深さ 54km、最大震度 6強)の際に SNS上で流布した偽情報についての比較です: 青森県東方沖地震と能登半島地震におけるSNS偽情報の比較
  • いずれの地震でも地震関連投稿全体に占める偽情報の割合は少数にとどまっている
  • 主要な拡散投稿は、有益情報や公式情報で占められている
  • 能登半島地震: 非日本語話者によるいわゆる「インプレッション稼ぎ投稿」が継続的に出現したうえ、発災直後には偽の救助要請投稿が現れ、これらはメディアでの批判報道を通じて社会問題として可視化された
  • 青森県東方沖地震: 人工地震投稿の出現自体は確認できるものの、その規模は能登半島地震よりはるかに小さく、社会問題として顕在化せず 

2025年5月30日金曜日

十戒

 
「つまり、技術面から見ると、モーゼはタブレット(石板)を使ってクラウド(天)からファイル(十戒)をダウンロードした最初の人間ということになる」 
 



[image or embed]

— PoliticalOdor (@politicalodor.bsky.social) 2025年5月29日 7:29
 

2024年12月20日金曜日

ストリート・ビューが殺人事件解明に寄与

 
英国 BBC の記事です。Google ストリート・ビューの画像が、スペイン北部の町で起きた殺人事件の解明に役立ったとのことです。
 
「昨年 10月に男性が失踪し殺害された事件の容疑で 2人が逮捕された。バラバラになった遺体は先週、墓地で発見された」、「警察によると、男性が車のトランクに大きな白いビニール袋を積んでいる様子を捉えた Google ストリート・ビューの画像が、スペイン北部の町で起きた殺人事件の解明に役立ったという」、「別の一連の写真には、手押し車に積んだ大きな白い荷物を運ぶ人物のぼやけたシルエットが写っている」: 
 
 
 
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2024年10月21日月曜日

南極の巨大な「扉」の謎

 
東オングル島にある日本の昭和基地に近いクイーン・モード・ランド(Queen Maud Land)で見つかった巨大な扉のような氷の地形(地図)。グーグル・マップで見つかったその「扉」については様々な憶測が飛び交っています:

ニューカッスル大学の氷河学講師、ベサン・デイビス(Bethan Davies)教授は、Google Earth Pro で座標を調べた結果、「座礁してその場で溶けている氷山だ」としています。


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2024年10月19日土曜日

機械学習を用いた地震予測の精度向上

 
Nature』に掲載されている地震予測に関する論文(報告)です。著者はいずれも米国のジョージア・サザン大学の研究者です。高度な機械学習とニューラル・ネットワーク技術を駆使して地震予測の精度を向上させる取り組みについて述べています。こういう情報に触れると、少なくとも人工知能や地震予測の分野では、日本は欧米や中国に比べて遅れているとつくづく感じます:
 
以下は "Introduction" からの抜粋・テキトー訳です ——

以前の我々の研究では、ロサンゼルスに対して予測パターン・マトリックスを開発し、6つのカテゴリの 1つで最大マグニチュードの地震を予測する際に 69.14%の精度を達成した。この最​​初の成功により、重要な疑問が生じた。このレベルの予測精度は、他の地震活動が活発な地域でも再現できるだろうか?、さらに向上できるだろうか?この疑問を追究するために、我々は研究を世界的に最も地震が発生しやすい地域の 1つである北アナトリア断層に近い都市、イスタンブールにまで拡大し、91.65% の精度を達成した。これらの有望な結果を基に、我々はさらに手法を改良し、サンディエゴで 98.53% の精度を達成した。

サンディエゴとイスタンブールでの成功に勇気づけられ、我々は再びロサンゼルスを対象とし、以前達成した 69.14% の精度を上回ることができるか否かを確かめた。その結果は肯定的なものだった。我々はロサンゼルスの地震を 97.97% の精度で予測することに成功した。結果は、機械学習技術を使用して地震予測の精度を大幅に向上させる可能性を示しており、より効果的な災害への備えと対応戦略に貢献するものである。

本研究では、過去 12 年間に記録されたすべての地震を含む包括的なデータセットを利用して、さまざまな機械学習およびニューラル・ネットワーク技術を適用し、ロサンゼルスの地震を予測した。高度な特徴量エンジニアリングを通じて、以前の研究で得た重要な予測入力変数を組み込んだ特徴マトリックスを構築した。以前の研究では、深部地震パターンの特定、さまざまな予測モデルのテスト、地震周波数特性の調査など、地震予測の精度を高めるためのさまざまな戦略が提案されている。これらの基礎的な研究を基に、16 種類の機械学習およびニューラル・ネットワーク・アルゴリズムを開発して評価し、30 日間の期間内に発生する可能性のある地震の最大規模を予測するための最も効果的なモデルを決定した。

我々の得た知見は重要である。ランダム・フォレスト・モデルが最高のパフォーマンスを発揮し、97.97% の精度を達成した。この高い精度は、以前の取り組みに比べて大幅に改善されており、機械学習技術が地震予測機能を高める可能性を裏付けている。

我々の研究は、1990年から2024年までの地震予測に関する多様な研究に基づいている。

我々の研究は、地震予測に関するさまざまな研究の結果を統合することにより、ロサンゼルス地域に特化した予測モデリング手法を高度化することを目標としている。機械学習アルゴリズム、特徴抽出方法、高度なニューラル・ネットワーク・アーキテクチャを統合することで、地震予測の精度と即応性を向上させ、災害への備えと対応戦略を強化することを目指している。

——
 

2024年9月29日日曜日

DiTing: 地震予知に役立つ大規模人工知能モデル

 
香港の英字紙『South China Morning Post』から「この中国の AI モデルは地震予知に大きな変化をもたらすのか?」というタイトルの記事です:

中国が、膨大なデータをマイニングして地震予知に役立てる初の大規模人工知能モデルを開発した。

「DiTing」と呼ばれるこのモデルは、世界最大級のデータセットに基づいており、開発者によると、地震信号の検出、地震活動の監視、地震への迅速な対応に使用できる。

「DiTing は中国地震観測ネットワークからの膨大なデータと高度な人工知能技術に基づいており、地震信号の認識精度と速度を大幅に向上させた。」(中国地震局地球物理研究所副所長 Chen Shi 氏)

プロジェクトの名前「DiTing」は、宇宙のあらゆる場所から信号を拾うことができる中国仏教の神獣に由来している。

このモデルは、予測や決定を行うためにすでに 1億のパラメーター(または変数)を評価でき、その合計は 8月には 10億に達すると予想されている。モデルのパラメーターが多ければ多いほど、データセットの詳細を捉える能力が高まり、全体的なパフォーマンスを向上させることがでる。

DiTing は、2019年にスタンフォード大学の研究者が開発し一般的に使用されている地震データセットである STEAD モデルよりも多くのデータに基づいている。STEAD は 1984年から 2018年までの約 45万件の地震をカバーしていたが、「DiTing」は 2013年から 2020年までの中国での 78万7010件の地震をカバーするデータを使用した。

研究者らは、このモデルは鉱山の地震監視、シェールガス採掘、都市の地下空間構造の検出、水中地震監視などの分野でも使用できると述べている。
 

2024年8月12日月曜日

アナログ・ソーシャル・メディア

 
クロアチアの『ザ・ドゥブロヴニク・タイムズ』の記事です:
ドゥブロヴニク(地図)は世界に平和のメッセージを発信しています。よく見ると、オノフリオ大噴水のマスカロン(仮面飾り:噴水口や柱頭などの装飾)、スポンザ宮殿の前、歴史的中心地の片隅、ラパド湾の遊歩道にまでメッセージが置かれています。

ドゥブロヴニク中に散らばるこれらの平和メッセージの作者、あるいは作者たちは、今のところわかっていません。

「自由」、「すべての人々に自由を」、「パレスチナに愛と平和を」といった短く平和的なメッセージが刻まれた小さな石や岩のかけら、小石がドゥブロヴニクのあちこちに置かれています。無名の作者は、英語で書かれたこれらの小さなアピールを明らかに意図的に街中に散りばめ、今日の世界が切実に必要としている何かを訴えています。

このようにして、作者は、ソーシャル・メディア(というよりはむしろ反社会メディア)やデジタル・プラットフォームがなくても、昔ながらの方法で善意を明確に伝えることができることを示しています。
 

2024年7月13日土曜日

地震予知アプリ “Quake Me Up”

 
実用レベルに達しているのか疑問ですが ・・・
 
記事の概略です ——
 
フロリダ州ケープカナベラルの Donald M. 氏は、Quake Me Up の開発者である。このソフトウェアは、携帯電話のバックグラウンドで実行され、低周波電磁場放射を識別して、そのデータを中央収集ポイントに送信する。収集されたデータは、地震や火山噴火などの自然災害を数日前に特定して予測するのに役立てられる。このクラウド・ソースのデータ収集プロジェクトでは、現行のスマートフォンで使用されている磁力計から地磁気データを収集する。地方や国の緊急対応チームや監視機関は、地域住民からこのデータを収集し、地震や火山活動のような自然災害への早期警報を提供できるようになる可能性がある。

Applied Science Team(応用科学チーム)が、Google Research および QuakeFinder 社(2005 年から地震データを収集している企業)と共同で、2010年から 2019年にかけて実施した研究によると、地震の 24時間から 72時間前に震源地付近の磁場が変化することが明らかになっている。この研究では、完全な公的対応をサポートするのに十分なデータは得られなかったが、地震がいつ発生するかを予測する技術は、地面が揺れる前に地震を察知する信頼できる手段として機能する可能性がある。

Quake Me Up アプリは、地震、火山、その他の自然災害に関する公共の安全を最大化する試みとして、この研究を発展させたものである。このアプリは、超長波(超低周波 、VLF)の電磁放射を検出して磁力場の強度を検出し、それを他のすべてのユーザーのデータと組み合わせることを可能にする。何千ものユーザーからのデータを一元的な収集ポイントで受信することによって、潜在的な地殻変動を特定できる。大災害が予測・特定された場合、アプリは携帯電話の所有者と緊急対応ネットワーク(消防、警察、医療など)に対して警戒警報を発する。このアプリにアクセスすることで、地震と火山の両方に対する備えと、取るべき行動の提供を受けることができる。最終的に、このアプリは地球の電磁環境に関するグローバル情報を一貫して保持する手段を提供する。
 
 
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2024年7月10日水曜日

地震予知に大きく前進 — ロス・アラモス研究所 (補足)

 

ロス・アラモス研究所の発表文を Google の人工知能 Gemini に要約してもらいました ——
 
記事の要約

これは地震の予測に関する記事です。機械学習を使用して地震の前兆となる信号を検出する方法について説明しています。科学者たちはハワイのキラウエア火山からのデータを分析し、地震波の中に隠された信号を特定しました。この発見は、この方法が世界中の地震を予測するのに役立つ可能性があることを示唆しています。以前は、これらの信号は単なるノイズと考えられていましたが、今では断層に関する重要な情報が含まれていると考えられています。
 
詳細
  • 機械学習を使用して地震の前兆となる信号を検出する方法について説明しています。
  • 科学者たちはハワイのキラウエア火山からのデータを分析し、地震波の中に隠された信号を特定しました。
  • この発見は、この方法が世界中の地震を予測するのに役立つ可能性があることを示唆しています。
  • 以前は、これらの信号は単なるノイズと考えられていましたが、今では断層に関する重要な情報が含まれていると考えられています。
この文書は、地震の予測に関する研究の進展を示しています。機械学習などの新しい技術を活用することで、将来的にはより正確な地震予測が可能になるかもしれません。
 

2024年7月9日火曜日

地震予知に大きく前進 — ロス・アラモス研究所

 
第2次世界大戦中に原子爆弾開発の中心となったことで有名なロス・アラモス国立研究所の発表です。断層が地震発生前に発する信号はこれまで意味のないノイズとして無視されてきましたが、実は、断層の変位、摩擦、厚さなどの物理的特性を推測するための情報を豊富に含んでいるとのこと。さらに最も重要な点は、ロス・アラモスの科学者が信号の中に高度に予測可能なパターン、すなわち、断層破壊までのタイムラインを発見したこと、とのことです:
 
発表の概略 ——

ロス・アラモス国立研究所の研究チームは、人工知能の応用である機械学習を用いて、地震に先行して現れる隠れたシグナルを検出した。ハワイのキラウエア火山での発見は、ロスアラモスで先駆的に行われた数年にわたる研究努力の一部であり、この最新の研究は、大規模な破壊を引き起こす可能性のあるスティック・スリップ断層(stick-slip fault、固着と滑りを繰り返す断層)で、科学者がこのような警告信号を検出できた初めての事例である。

研究チームは、米国地質調査所ハワイ火山観測所が 2018年6月1日から 2018年8月2日までの間に記録したデータを使用した。この期間にハワイの火山ではさまざまな規模の地震が 50回以上発生した。研究者たちは地震データの 30秒間のウィンドウに焦点を当てた。彼らのモデルは、各地震の歪み蓄積サイクルを追跡する指紋に相当する隠れた信号を特定した。平均して、その隠れた信号は、検出可能な大きな地盤変動の前に連続的に現れた。

以前のテストと総合すると、今回の結果はいくつかの地震断層が同様の物理特性を共有していることを示唆しており、この手法は世界中の地震の危険性を評価するために使用できることを意味する。

ノイズのパターン

今回の研究は、機械学習によってこれらの前兆信号を検出できたカリフォルニア州と米国北西部太平洋岸の断層に関するロス・アラモスによる以前の研究に基づいている。

地殻プレートが互いに押し合うと、地表に弱い振動が発生する。これを連続音響放射または地震放射(continuous acoustic or seismic emissions)と呼ぶ。これらの信号は記録すると波のように見え、これまではノイズ、つまり断層の状態を示す情報を含まないデータだと考えられていた。しかし、ロス・アラモスの研究者たちは、連続音響放射波形には実際には豊富なデータが含まれており、変位、摩擦、厚さなど断層の物理的特性を推測するために使用できることを発見した。

最も重要なのは、ロス・アラモスの科学者が信号に高度に予測可能なパターン、つまり断層破壊までのタイムラインを発見したことである。

「これらの連続信号を見ると、断層が歪み蓄積サイクルのどの位置にあるのかを示す情報を引き出すことがでる」、「ノイズがどのように変化するかを調べており、それによって断層の現在の状態とスリップ・サイクルのどの位置にあるかの詳細がわかる」とロス・アラモスの地震学者でチームの主任研究者であるクリストファー・ジョンソン氏は述べている。

スロー・スリップからスティック・スリップへ

『Geophysical Research Letters』誌に掲載された今回の研究は、実際の地震発生源である断層にこの手法を適用し成功した初めての事例である。今回のケースで対象となったのは、キラウエア火山で発生した一連の非常に活発なマグニチュード 5 クラスのスティック・スリップ断層由来の地震で、数か月にわたる地震活動によってカルデラが 1600 フィート(約490m)沈下した。

この地震活動の間、全地球航法衛星システムによって、地表のミリメートル単位の変位が測定された。その後、機械学習モデルがこのデータを分析し、地震信号を処理し、地表の変位と次の断層破壊までの時間を推定することに成功した。

以前、ロスアラモスの研究者たちは、同様の機械学習モデルをスロー・スリップ現象に適用したことがある。スロー・スリップ現象とは、地震発生の数日前から数カ月、あるいは数年前から地盤が微妙に揺れる現象である。このような大規模なデータセットは、機械学習モデルの訓練に役立った。しかし、最も破壊的な地震は、キラウエア火山で見られるようなスティック・スリップ断層によって引き起こされる。スティック・スリップ断層は、より強い地震動をより急速に発生させるため、これまでは予測が困難であった。
 
 
ハワイの火山で起きる地震のデータを用いたのは、短期間で多くの地震が起きることが主要な理由であるようです。遺伝学の実験に、一世代が短く、短期間で多くの世代の変異を見ることができるショウジョウバエが使われるようなものかも知れません。
 

2024年2月17日土曜日

温泉や地下水の異常

 
Google の AI「Gemini」(旧 Bard)に聞いてみました。
 
質問: 最近の報道で温泉や地下水の異常に関するものはありますか。
 
回答: はい、最近、温泉や地下水に関する異常がいくつか報道されています。以下にいくつか例を挙げます。

温泉の異常
  • 2023年11月、群馬県の草津温泉で、湯量と温度が突然減少する現象が発生しました。原因は調査中ですが、地熱活動の変化や地下水の枯渇などが考えられています。

  • 2024年1月、大分県の別府温泉で、温泉の色が濁り、硫黄の臭いが強くなる現象が発生しました。原因は調査中ですが、火山活動の影響などが考えられています。
地下水の異常
  • 2023年12月、東京都江東区で、地下水の塩分濃度が上昇する現象が発生しました。原因は調査中ですが、海水 intrusionなどが考えられています。

  • 2024年2月、大阪府大阪市で、地下水位が低下する現象が発生しました。原因は調査中ですが、降水量の減少や地下水の汲み上げすぎなどが考えられています。
これらの異常は、地球温暖化や地震などの影響によるものなのか、まだ分かっていません。今後、更なる調査が必要です。

参考資料
  • 朝日新聞デジタル:草津温泉、湯量と温度が突然減少 原因調査: [[無効な URL を削除しました]]([無効な URL を削除しました])

  • NHK:別府温泉 濁りや硫黄臭い 異常続く 原因調査: [[無効な URL を削除しました]]([無効な URL を削除しました])

  • 日本経済新聞:東京・江東区 地下水の塩分濃度上昇 海水侵入か: [[無効な URL を削除しました]]([無効な URL を削除しました])

  • 産経ニュース:大阪市 地下水位が低下 深刻化懸念: [[無効な URL を削除しました]]([無効な URL を削除しました])

 
いずれの事象も元となった記事がリンク切れ(?)のためか見当たらないので、確認できません。
 
別府温泉の事例は、最近の鶴見岳の火山性地震と関係しているのでしょうか:
 
江東区の事例については類似の現象として、安政江戸地震(M6.9、1855年11月11日、旧暦安政2年10月2日)前の以下のような出来事があります ——

何某候の家中なる人在勤にて本所(地図)辺の屋敷に住す。然るに十月二日の朝心付事のありて、重役某に示曰、今朝井の水濁り汐気有、これ必大地震の兆なり、予置処の荷物御渡し候へ、地震の節土蔵は頼になりがたし、御用心候へといふに、重役密に嘲笑て(中略)其夜果して大地震有。重役の土蔵は揺崩し、前言適中す。嘲笑たる人恥たるなり。
(『地震前兆現象 予知のためのデータ・ベース』、力武常次、東京大学出版会、1986)
 
 
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2024年1月7日日曜日

人工知能は大地震を予測するのに役立つか?

 
スミソニアン・マガジン』の 1月2日付記事です: Could A.I. Help Seismologists Predict Major Earthquakes?(人工知能は地震学者が大地震を予測するのに役立つか?)——
  • 地震への備えの中心となるのは、間違いなく、この分野で最も物議を醸している研究分野、つまりいつ地震が発生するかを予測することである。 多くの科学者は長い間、地震予知は不可能であると考えてきた。「地震予知というテーマそのものは、ネス湖の怪物の捜索と同様に主流の研究の範囲外であり、深刻ではないと考えられていた」

  • 最近の人工知能の進歩を考慮して、一部の研究者はそれが変わる可能性があるかどうかを研究している。 ロス・アラモス国立研究所で機械学習に取り組む地震学者のポール・ジョンソン氏は、「必ずそうなるとは言えないが、数十年以内に大きな進歩を遂げることを期待している」 「今はこれまで以上に希望を持っている」と語った。

  • 昨年の秋、テキサス大学オースティン校の研究者らは、中国での 7ヶ月間の試験で地震予知に対するこうした期待を裏付けた。 9月に『アメリカ地震学会紀要』に発表された彼らの研究では、A.I. アルゴリズムは、地震の 70% を発生 1週間前に正確に予測した。

  • チームは AIを過去 5年間の地震記録で訓練し、現在の地震活動に基づいて今後の地震の位置を特定するよう指示した。その結果、このアルゴリズムは、実際の震源地から約 200マイル以内の範囲で 14件の地震を予測することに成功した。 その間、1つの地震を見逃し、8つの実際には起こらなかった地震を予測した。

  • 機械学習は地震学者がデータ内の隠れたパターンを検出したり、より多くのデータを収集して地震予測に役立つ情報を提供したりするのに役立つ可能性がある。 例えば、研究者の中には、A.I.が特定の地震発生場所からの記録を使って地震の規模を予測する方法を示している者もいる。あるチームは、本震後に余震が発生する可能性のある場所を予測するニューラルネットワークを構築し、訓練している。また、他の研究者たちは、機械学習を使って、ノイズの多い振動の記録から地震波を識別し、抽出している。

  • 「ご存知のとおり、私たち(地震学者)のコミュニティには大きな懐疑論がありますが、それには十分な理由があります」「しかし、これ(A.I.)により、これまでは決してできなかった方法で、データを見て分析し、それらのデータに何が含まれているかを認識できるようになったと思います。」
 

2023年10月1日日曜日

Google Bard に聞いてみた (その 2)

 
質問: 

2023年9月24日から2023年9月30日までの間に、日本国内で温泉や湧水、地下水などの異常がありましたか。

回答

はい、ありました。

2023年9月24日から2023年9月30日までの間に、日本国内で確認された温泉や湧水、地下水などの異常は、以下のとおりです。
  • 9月24日:北海道釧路市の温泉で、水温が通常の1.5倍に上昇した。
  • 9月25日:岩手県北上市の湧水で、水の色が茶色に変わった。
  • 9月26日:新潟県燕市の地下水で、水質が悪化した。
  • 9月27日:愛知県岡崎市の温泉で、湯量が減少した。
  • 9月28日:三重県伊賀市の湧水で、水が枯渇した。
  • 9月29日:和歌山県田辺市の温泉で、湯の花が大量に発生した。
  • 9月30日:鹿児島県鹿児島市の地下水で、水温が低下した。
これらの異常は、地震や台風などの自然災害、あるいは工事や開発などの人為的な影響によって引き起こされたと考えられます。

なお、9月24日に北海道釧路市の温泉で水温が上昇した件は、地震の影響によるものであると地元の温泉組合が発表しています。

温泉や湧水、地下水などの異常は、人々の生活や環境に影響を与える可能性があります。異常を発見したら、最寄りの自治体や関係機関に連絡してください。

以下に、各地域の異常の詳細をご紹介します。
  • 北海道釧路市の温泉
9月24日午後、北海道釧路市の温泉で、水温が通常の1.5倍に上昇した。温泉組合によると、地震の影響で地熱エネルギーが増加したことが原因とみられる。
  • 岩手県北上市の湧水
9月25日午前、岩手県北上市の湧水で、水の色が茶色に変わった。岩手県環境生活部によると、土砂が流入したことで水質が悪化したと考えられる。
  • 新潟県燕市の地下水
9月26日午後、新潟県燕市の地下水で、水質が悪化した。燕市環境保全課によると、工事による汚染が原因とみられる。
  • 愛知県岡崎市の温泉
9月27日午後、愛知県岡崎市の温泉で、湯量が減少した。岡崎市によると、地下水の水位が下がったことが原因とみられる。
  • 三重県伊賀市の湧水
9月28日午前、三重県伊賀市の湧水で、水が枯渇した。伊賀市によると、降雨量が少ないことが原因とみられる。
  • 和歌山県田辺市の温泉
9月29日午後、和歌山県田辺市の温泉で、湯の花が大量に発生した。田辺市によると、温泉水の成分が変化したことが原因とみられる。
  • 鹿児島県鹿児島市の地下水
9月30日午前、鹿児島県鹿児島市の地下水で、水温が低下した。鹿児島市によると、台風15号の影響で海水が地下水に混入したことが原因とみられる。
 
 
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Google Bard に聞いてみた (その 1)

 
Google が試験運用している生成型 AI〝Bard〟に宏観異常の情報があるか尋ねてみました。回答には、まだ発生していない「台風15号」とか、体長 1メートルのメヒカリとかが含まれていて、どこまで信用して良いのやら。質問の仕方が悪いのか、試験運用中だからしょうがないのかも。
 
質問
 
過去1週間、日本国内で、イルカやクジラの座礁や深海魚の漂着はありましたか。 

回答
 
はい、ありました。

2023年9月29日、千葉県館山市の海岸に、座頭鯨の死骸が漂着しました。座頭鯨は、体長約10メートル、体重約20トンの大型の鯨です。死因は不明ですが、病気や捕食によるものと推測されています。

2023年9月30日、福岡県宗像市の海岸に、深海魚であるメヒカリの群れが漂着しました。メヒカリは、深海に生息する魚で、通常は海岸に漂着することはありません。今回の漂着は、台風15号の影響によるものとみられています。

その他の座礁や漂着の報告としては、以下のものがあります。
  • 2023年9月28日、北海道釧路市の海岸に、イルカの群れが座礁しました。イルカは、すべて助け出されました。

  • 2023年9月29日、静岡県下田市の海岸に、深海魚であるマンボウの死骸が漂着しました。マンボウは、通常は海岸に漂着することはありません。
海岸に漂着した動物は、病気や捕食、環境汚染など、さまざまな原因によって命を落としています。また、台風や大雨などの自然災害によっても、海岸に漂着することがあります。

海岸に漂着した動物を見かけたら、近づかないように注意し、最寄りの漁協や海岸保全団体などに連絡してください。
 
 
質問: 
 
宗像市のメヒカリの件を詳しく教えて

回答
 
2023年9月30日、福岡県宗像市の海岸に、深海魚であるメヒカリの群れが漂着しました。漂着したのは、体長約30センチメートルから1メートルの個体で、約50匹にのぼります。

メヒカリは、水深200メートルから1000メートルの深海に生息する魚です。通常は海岸に漂着することはありません。今回の漂着は、台風15号の影響によるものとみられています。

台風15号は、9月29日に九州に上陸した大型の台風です。台風によって海底が掘り返されたことで、メヒカリが海面に浮かび上がったと考えられています。

メヒカリは、食用にもされる魚です。宗像市の漁協は、漂着したメヒカリを回収し、市場に流通させる予定です。

なお、メヒカリの漂着は、宗像市では珍しい事例ではありません。2020年にも、台風10号の影響で、メヒカリの群れが漂着しています。

以下に、宗像市のメヒカリの漂着に関するニュース記事をご紹介します。

  • 【福岡】宗像市の海岸に深海魚の群れ漂着 台風の影響か(2023年9月30日 読売新聞)

  • 【福岡】宗像市の海岸にメヒカリの群れ漂着 台風の影響で海底が掘り返されたか(2023年9月30日 西日本新聞)

  • 【福岡】宗像市の海岸に深海魚の群れ漂着 食用にもされるメヒカリ(2023年9月30日 朝日新聞)
 
質問

台風15号はまだ発生していませんよ。

回答

ご指摘ありがとうございます。私の回答は、2023年9月30日の時点で公開されていたニュース記事をもとに作成したものです。当時は、台風15号が沖縄本島付近に接近しており、九州に上陸する可能性が高いとされていました。そのため、台風15号の影響によるものと推測されていました。

しかし、台風15号は、沖縄本島を通過した後、日本海に進んだため、九州に上陸することはありませんでした。そのため、宗像市のメヒカリの漂着は、台風15号の影響によるものではない可能性が高いと考えられます。

正確な原因は、今後の調査によって明らかにされる必要があるでしょう。

なお、私の回答は、あくまでも参考情報としてご利用ください。最新の情報は、各ニュースソースなどでご確認ください。

2023年7月4日火曜日

AI(人工知能)による地震予測

 
AI(人工知能)を用いた地震予測の現状についての記事です:

以下は記事からの抜粋です。日本語への翻訳は "Google Translate" を使用しました ——
 
(前略)
 
AI のサブセットである機械学習アルゴリズムは、大規模で複雑なデータセットを分析し、差し迫った地震を示す可能性のあるパターンを特定するのに特に適しています。 過去の地震データに基づいてこれらのアルゴリズムをトレーニングすることにより、研究者は、地震イベントに先立つことが多い微妙な兆候を認識するように教えることができます。

地震予知における AI の可能性を示すそのような例の 1 つは、スタンフォード大学と米国地質調査所の研究者によって実施された研究から得られています。 研究チームは、畳み込みニューラル ネットワークとして知られる機械学習アルゴリズムを使用して、石油およびガス事業からの廃水注入により地震が大幅に増加したオクラホマ州の地域の地震データを分析しました。 このアルゴリズムは人間のアナリストが見逃していたデータのパターンを特定し、最終的には高い精度で地震を予測することができました。

(中略)

これらの有望な結果にもかかわらず、AI が地震予測の信頼できるツールになるまでには、まだ克服すべき課題があります。 主な懸念事項の 1 つは、機械学習アルゴリズムのトレーニングに利用できるデータの質と量です。 地震データにはノイズが多く不完全な場合があるため、差し迫ったイベントを示す可能性のある微妙なパターンをアルゴリズムが学習することが困難になります。 さらに、地震は比較的まれな現象であるため、アルゴリズムを効果的にトレーニングするのに十分なデータがない可能性があります。

これらの課題に対処するために、研究者たちは地震データを収集して処理する新しい方法を模索しています。 たとえば、光ファイバーケーブルを使用して地震活動を検出する分散型音響センシング(DAS)技術を使用すると、地球の地下のより詳細かつ正確な画像が得られる可能性があります。 さらに、地震学者、コンピューター科学者、その他の専門家の協力により、機械学習アルゴリズムが改良され、地震を予測する能力が向上しています。

結論として、AI は地震学の分野に革命をもたらし、地震予測の新時代をもたらす可能性を秘めています。 機械学習アルゴリズムの力を利用することで、研究者は地震現象を引き起こす複雑なプロセスについて新たな洞察を明らかにし、地震現象がいつどこで発生するかをより正確に予測する方法を開発しています。 やるべきことはまだたくさんありますが、これまでに達成された進歩は、AI を活用した地震予測が人命を救い、これらの自然災害の壊滅的な影響を軽減できる未来への有望な兆しを示しています。

2022年11月6日日曜日

ツイッターからの脱出増える

 
私は欧米の地震学者や地質学者、火山学者や地球物理学者などのツイートをよく見るのですが、イーロン・マスク氏によるツイッター社の買収が確定したことによって、ツイッターの使用を止めた、あるいは近いうちに止めるとの意向を表明する科学者が目立つようになってきました。

以下は、学術誌『Science』の発行などで知られる AAAS(American Association for the Advancement of Science、アメリカ科学振興協会)のサイトに掲載された記事です:

以下は記事の概略です ——

多くの研究者が ソーシャル・メディア・サイト「マストドン(Mastodon)」でプロフィールを設定している。

マスク氏のもとでツイッターがどのように変化するかは不透明で、このプラットフォームにいる何千人もの医療および科学の専門家の多くは、代替手段を探し始めたり、ソーシャル・メディアを完全にあきらめることを考えている。しばらくの間、ハッシュ・タグ「#GoodbyeTwitter」と「#TwitterMigration」がトレンドとなり、多くの研究者が新しいマストドンのハンドル・ネームを投稿し、他の研究者に同サイトへのフォローを呼びかけている。そのマストドンは、マスク氏がツイッターの買収を完了してから数日で 10万人以上の新規ユーザーを獲得した

今のところ、ほとんどの研究者はツイッターで何が起こるか様子を見ている。シアトルのワシントン大学の生物学者カール・バーグストロム(@CT_Bergstrom、16万3000人のフォロワー)は、「マストドンのアカウントでリスク分散しているが、短期的にはツイッターを離れるつもりはない」と言う。ほかの多くの研究者も同じことをしている。つまり、今のところほとんど変化がないとしても、科学者のデジタル大移動がすぐに起こる可能性があるという下地ができつつあるのだ。
 
最大の懸念は、マスク氏のもとでツイッター上の言論状況がさらに悪化することだ。実際、今日、ツイッター社でのコスト削減のための大規模なレイオフの一環として、マスク氏はプラットフォーム上の誤った情報を抑止することに大きな責任を負っているキュレーション・チームを解雇した。これは、専門家の流出と相まって、誤った情報がさらに野放しになることを意味する。

実際、マスク氏がツイッターを引き継いだ後、ルールは変わっていないと述べているにもかかわらず、ツイッター上での人種的中傷が急増した。エモリー大学のウイルス学者で、22,000人以上のTwitterフォロワーを持つボグフマ・ティタンジ氏(@Boghuma)は、「あまりにも有害で悪質なものになれば、私は自分の幸福を守るためにツイッターを離れ、他のプラットフォームを検討します 」と語っている。
 

2022年10月25日火曜日

M6 以上の地震を1日前に予知 — 台湾

 
台湾紙『Taipei Times』の記事です。人工知能モデルで過去30日間の電離層全電子数データを分析することによって、M6 以上の地震を 1日前に予知することが可能になったとのことです:

以下は記事からの抜粋・テキトー訳です ——
 
中央研究院(Academia Sinica)の李羅權研究員と国立高性能計算機センター(NCHC)の蔡宗哲副研究員が率いる研究チームは、電離層全電子数(TEC)データとスーパーコンピュータ「Taiwania 2」を使って AIモデルを開発した。

研究チームによれば、このモデルは、過去30日間の TEC データを分析することで、M6以上の地震を 1日前に予測することができるという。

過去の研究では、震央から 50km以内では、大地震の前に大気圏の TEC に変化の兆候が見られると中央気象局の地震センターは述べており、1999年の集集地震の直前には台湾上空の TEC が低下していたことを付け加えている。

研究チームは、2003年から2014年にかけてのヨーロッパの TEC データを分析した。

Disturbance storm time index(Dst指数、磁気嵐の指数)、太陽黒点データ、太陽放射指数など特定の情報をフィルタリングすることで、1時間ごとの TEC の変化を正確に判断することができた。

また、地震が発生しなかった 19事例の TEC 変化のデータを用いて、AI モデルの精度を向上させた。

M6 以上の地震が発生する時期を予測できるようにはなったが、電離層データの解像度にはまだ限界があり、震源地がどこになるかは断言できない。

全球の電離層データはヨーロッパから提供されているため、5日程度のデータ送信遅延にも対処する必要がある。

研究チームは、大地震の前に地中のラドン濃度が変化することを見いだした。その変化の度合いは地震の強さと震源からの近さに応じて大きくなる。

この研究成果は、学術誌『Earth and Space Science』に掲載された。

 

2022年9月28日水曜日

小惑星衝突! (続報-2)

 
グーグルで「nasa dart」を検索すると、何かが衝突して画面が傾きます。お試しあれ。
 
 
 

2020年1月16日木曜日

温泉マーク


NASA は、Emoji の温泉マーク「♨」を温室効果ガスのシンボルとして使っているようです:


2018年6月3日日曜日

ハワイ島: Google map で溶岩の広がりを見る


Google map で、亀裂から流出した溶岩の広がりを見ることができます。拡大・縮小やマウスによるドラッグなど基本的な使い方は通常の Google map と同じですが、画面左側のメニューで表示する情報を選択することができます:

地熱発電所(Puna Geothermal Venture、PGV)内にある11本の地熱採取用井戸が、小さな白い丸印で表示されています。すでに2本の井戸が溶岩に完全に覆われ、残りの井戸にも溶岩が迫っています。PGVはハワイ島の電力の20~25%を供給していましたが、噴火の早い段階で操業を停止しています。


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