2013年3月8日金曜日

古井戸の水位計測始まる ― 和歌山県日高町


紀州新聞』の記事から。3月5日、産業技術総合研究所が和歌山県日高町比井(地図)にある古い井戸に水位計を設置しました。この井戸には、南海地震(1946年、M8.0)の前に徐々に水位が低下したとの言い伝えがあるとのことです ―― 「南海地震発生の1週間以上前に水を汲もうとした人が、いつも通りバケツのようなものにひもをつけて井戸の中へ下ろしたところ、水面に届かなかったのでひもを継ぎ足して水をくんだ。後日、水をくもうとしたら、また水面に届かなくて、更にひもを継ぎ足した」:

井戸のある場所の地名が「比井」(井を比べる)というのも、なんだか意味深長です。

産業技術総合研究所の地下水計測データは以下で公開されています:

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