2015年7月20日月曜日

いつの間にか小さな花壇が


「単なる雑草も石で囲むことでこんなにもかわいくなるのは驚き」 同感です:

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準静電界 ― 何となく感じる「気配」の正体


『日本経済新聞』がおもしろい記事を載せています。「体内にある微弱な電気が重なり合い、体の外側ににじみ出て、見えない電気のベールで全身を包み込んでいる。これが準静電界。」 また、ナマズやサメが微弱な電界を感じ取る器官と同等のものが人間にもあるのだそうです。「人体の中で一番電圧が高い組織は、この内耳。脳や心臓よりもはるかに高い電圧が常時生じています。私たちは、この内耳がロレンチニ瓶(サメが電界を感じ取る器官)の名残ではないかと考えています」:

地震予知関係の掲示板には、いわゆる「体感」で地震予知ができるという人が登場します。そのような人たちは、内耳で地震の前に生じる電磁場の変化を感じ取っているのでしょうか。でも、残念ながら体感にもとづく地震予知が的中しているとは思えませんが。


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2015年7月19日日曜日

「地震雲の信者」は原子力規制委員会の委員に適任か


東京大学のロバート・ゲラー教授(地震学)が、原子力規制委員会の石渡明委員は地震雲の「信者」だと指摘し、そのような非科学的で迷信並みの現象を信じる人物が原子力規制委員会の委員にふさわしいか、と疑問を呈しています:

石渡委員が地震雲について書いている文書は以下です。「地震の前兆現象の中で科学者として信じられるものはどれか,というアンケートに(中略)地震雲だけは×をつけた」とあり、地震雲を信奉しているようには思えないのですが。その一方で、「地震雲の研究は日本で生まれた『草の根』的な学問であり,誰かが突破口をみつければ客観的な科学になって世界に貢献する可能性があるが,まだその域に達していないように思う」とも書かれており完全否定ではないように受け取れます。また、「高層大気の『電子の雲』の電波観測は天候や昼夜によらず可能でデータの客観性が高く,公的な地震予報につながる可能性がある」と、地震の電磁気的前兆現象に基づいた予報(予知)に期待感を示しています:

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2015年7月18日土曜日

箱根山噴火 収束せず ― 温泉地学研究所


神奈川県温泉地学研究所の竹中潤研究課長が7月16日におこなった講演の内容を、2つのメディアが伝えています。

カナロコ(神奈川新聞) ―― 「火山性地震が増加した今年4月から噴火警戒レベルが3に引き上げられた現在に至るまでの累計の地震回数を、過去の群発地震発生時と比較しながら『今回は2001年の2倍以上のペースで発生している』と説明」:

朝日新聞は7月17日付朝刊の紙面で「大涌谷火山活動 収束せずの見方 温地研」という見出しをつけて、次のように報道しています ―― 「(竹中潤研究課長は)大涌谷での今月1日までのごく小規模な噴火後も、箱根山が微妙に膨らむ地殻変動が続き、火山活動は収束していないという見方を示した」、「竹中氏によると(中略)小田原市と静岡県裾野市などの観測点を結ぶ距離の『伸び』が続いている。地下のマグマだまりに起因する変動とみられ、(中略)『これが止まらないと(火山活動が)収まったとは言えない』と述べた」。


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バルバドス島沖でM6.5


7月17日午前0時16分(日本時間)、カリブ海東縁のバルバドス島(地図)から北東に約130kmの海底でM6.5の地震(USGS資料)が発生しました。建物にひびが入るなどの被害があったものの死傷者は出ていないもようです。その後も余震が続いています:

カリブ海は北縁にケイマン海溝とプエルトリコ海溝、東縁に小アンチル海溝があります(海底地図)。小アンチル海溝は大西洋にわずか2つしかない沈み込み帯の一つで、大西洋の海底が西に向かって年間2~4cmの速度で沈み込んでいます。ここでは、日本近海の南海トラフと同様に付加体が発達しており、今回の地震もこの付加体内部またはその下で起きています。バルバドス島は、この付加体(バルバドス・リッジ)の一部が海面上に顔を出したものです。

今回の地震は、発震機構解を見るかぎりでは横ずれ断層が動いた結果であって、プレート境界形ではないようです:

カリブ・プレートと小アンチル海溝の起源については、次のようなダイナミックな説が有力視されています ―― 太平洋プレートが太平洋の大半を覆う前、ファラロン・プレートが北米や南米大陸の下に東に向かって沈み込んでいた。白亜紀に、このファラロン・プレート上にあった海台が北米大陸と南米大陸の間にめり込み、突き破った結果、カリブ海が形成され、その前端で小アンチル海溝が形成された。(参考: 木村学『プレート収束帯のテクトニクス学』、東京大学出版会)


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2015年7月17日金曜日

八丈島で有感地震多発


7月14日昼ごろから、八丈島(地図)北西沖を震源とする地震が続発し、島内で有感地震が15日に5回、16日に4回観測されています。「火山活動に特段の変化はありませんが、八丈島は活火山であることに留意」:

八丈島北西沖では2002年8月にも地震活動が活発化しています。この時の原因はマグマの貫入とみられています:
8月中~下旬。八丈島西山から北西沖にかけての深さ10~20km付近を震源とする地震活動が活発化(島内で震度2)。八丈島が東へ5cm 移動する地殻変動が確認された。深部低周波地震や地殻変動から西山の直下にマグマが貫入したと推定される。(「八丈島 有史以降の火山活動」より)

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2015年7月15日水曜日

冥王星より愛を込めて


ニュー・ホライズンズが冥王星に最接近した際の画像はまだ公開されていないようです。今のところ最も解像度のよい画像は以下です。最接近前日の7月13日に、冥王星まで76万8000km(地球から月までの距離の2倍)のところから撮影されたものです。大きなハート形の模様が写っています:

オバマ大統領もツイートで上記の画像を使っています:

NASAの副長官は「この国(米国)を誇りに思う。成果はすべての人類のものだ」(7月17日付朝日新聞の紙面より)と語っています。巨額の費用をかけたプロジェクトについて、このように率直に誇れるのは実にうらやましい。日本は莫大な費用をかけて巨大な箱物を作ろうとしていますが、完成した暁にすなおに喜べるのでしょうか。始皇帝が建てた阿房宮の現代版になってしまいそうです。「この高価な施設はどれほど役に立つのか」との問いに、以下のようにスマートに切り返せるとよいのですが:

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2015年7月14日火曜日

雌阿寒岳で地震増加


雌阿寒岳(地図)では、7月13日午後3時ごろから「ポンマチネシリ火口付近のやや深いところを震源とする地震が増加しています」、「ポンマチネシリ96-1火口南側で実施している全磁力連続観測によると、全磁力は(中略)2015年3月中旬以降は減少傾向を示しています。このことから、ポンマチネシリ96-1火口近傍の地下では、2015年3月中旬以降熱活動が活発化している可能性があります」:

雌阿寒岳で見られる全磁力の減少傾向については、上記文書の図5に加えて、以下の記事も参照してください:

雌阿寒岳では3月9日に続いて、7月初旬にも火山性微動が観測されています。


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富士山はウソをつく火山です


今朝の朝日新聞紙面「耕論 火山国の私たち」から:
富士山の大規模噴火の前には何らかの異変が観測できると思いますが、異変があっても必ず噴火するわけではありません。富士山はウソをつく火山です。宝永噴火の前には群発地震がありましたが、群発地震が起きても噴火しなかった「噴火未遂」も元禄年間にありました。 小山真人・静岡大学教授(火山学)

今回の「耕論」は「富士山の山小屋予約が例年より少ない」という文章で始まっています。これも箱根山や御嶽山の噴火の影響でしょうか。


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十勝岳で火山性地震増加


7月13日18時ごろから、十勝岳(地図)62-2火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増えています。また、14日朝には旧噴火口付近の深さ約1kmを震源とする有感地震が発生しています。「十勝岳で発生した地震により、周辺で揺れを感じたのは平成24年12月2日以来」:

十勝岳では、6月におこなわれた現地調査で、地熱域の拡大や山体の膨張によって発生したとみられる亀裂が確認されています:

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