2017年5月18日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-156)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が5月17日16:00付けで更新情報を出しています:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期5月23日~5月25日
(5月20日± に前兆終息の場合)
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度火山に近い領域の可能性あり、前兆影響局誤認の場合は福島付近となるが、上記が考えやすい
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地震
 

▼ 現状 (5月17日夕刻現在) ― CH21以外の前兆はすべて静穏化
  • CH21(八ヶ岳) 特異前兆が継続中。5月5日の極大時期には完全糸状状態だったが、その後、幅を持った基線に変化しだし、電圧値も正常値(5mV±2mV)に向かって徐々に上昇中(更新情報所載のグラフ参照)。静穏化傾向と判断。

▼ 考察
  • 8年10ヵ月の前兆継続期間中、最盛期には30以上の観測装置に顕著な前兆が継続出現したが、5月5.6日の極大以降は基本的にCH21の特異前兆のみ。

  • 前ステージ(第23ステージ)から算出された5月5日± に極大が出現(精確には5月5.6日)。

  • K10(高知観測点)の特異は5月5.6日に顕著に出現。さらに5月16.6日に弱い特異が短時間出現。5月5.6日を主極大、5月16.6日を副極大として経験則 [主極大~地震発生]:[主極大~副極大]=3.7:1 を適用すると5月24日± が算出される。さらに、誤差を見込んで「3:1」、「4:1」の比を用いると5月20日~5月25日が算出される。

  • 他の前兆の出現状況からは、5月23日±(5月23日~5月25日)の可能性が算出される。

  • 以上より、5月20日昼前にCH21前兆が静穏化し正常基線を記録するようになった場合は、5月23日± に対応地震が発生する可能性がある。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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