5月22日付「多数の地割れが拡大 ― 大分県豊後大野市 (続報)」の続報です。
前日と比べて地割れの生じている範囲は南北約400m、東西約300mで変わりありませんが、地割れの数は23増えて81カ所になり、最大の地割れは長さ約80m、幅約30cm、深さ約1.5mに達しています:
- 大分で地割れ81カ所 豊後大野、原因調査へ (写真あり)
- 地割れ81カ所に拡大 市「地滑りの恐れ」 朝地町 (写真、地割れの分布図あり)
ここに来て原因らしきものが指摘されています。「豊肥地域の土は火山灰性の粘土質で、地盤沈下による地割れは考えにくい」、「周辺で大規模な工事もないことから『地下水の量や流れに変化があったのでは』」、「雨の少ない時期でも地下水が増えることはあり得る」(その原因は?):
- 先行き見えぬ地割れ、地元説明会で不安訴える住民 (写真あり)
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