2016年2月5日金曜日

ミツクリザメ捕獲 ― 静岡県沼津市


2月3日、静岡県沼津市大瀬崎(地図)沖の駿河湾でミツクリザメが捕獲されました。体長約1mで、水族館で展示されることになりました:

底引き網に入っていたということです。「冬場は100メートルより浅いところにも来る」そうなので、特に宏観異常ということではないかも知れません:


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2016年2月4日木曜日

危険な小惑星が3月に地球接近


3月6日の午前3時ごろ(日本時間)を中心とした時間帯に、小惑星〝2013 TX68〟が地球に接近します。この小惑星は2013年10月に発見されたものですが、十分な観測がおこなわれる前に行方不明になってしまったため軌道が不確定で、この小惑星が現在どこにいるのかNASAでも把握できていないようです。わかっている範囲の情報から推定されている接近距離は、地球から最も遠いところを通過する場合は1400万km、最も近づく場合は1万7000kmで、気象衛星「ひまわり」などの静止衛星の軌道よりも近いところを通過することになります。

以下はNASAが発表している情報ですが、NASAが最接近の1ヶ月も前にこのような情報を開示することはあまり多くありません。メディアや便乗した陰謀論者が騒ぎ始める前に機先を制した形です:

NASAではこの小惑星が今回の接近で地球に衝突する可能性はないが、次回の接近(2017年9月28日)ではごく低い確率(2億5000万分の1)ながら衝突の可能性があるとしています。

NASAではこの小惑星の直径を30m程度と推定しています。3年前にロシアのチェリャビンスクに落下し大きな被害を出した隕石(小惑星)の直径をNASAでは20mと見積もっていて、もし今回の〝2013 TX68〟が地球の大気圏に突入した場合には、チェリャビンスクの約2倍のエア・バースト(空中炸裂)が発生するであろうと予想しています。

以下はNASAのJPL(ジェット推進研究所)が公開しているデータベースに記載されている現時点の接近予報をまとめたものです。上記のNASAの発表内容とは数字が異なっています。予報時刻には2時間を上まわる不確実さが含まれています。接近距離は上から順番に最も近づく予想、最も可能性の高い中庸の予想、最も遠い予想です:

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2013 TX6823~52 3月6日 03:15を中心とした時間帯 0.061
1.30
37.21
(1LD=地球から月までの平均距離)


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2つの小惑星が地球接近


2月3日に発見された2つの小惑星〝2016 CE〟と〝2016 CG18〟が相次いで地球に接近します。前者はアテン群、後者はアポロ群に属します。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2016 CE 6~13 2月5日 08:27 1.74
2016 CG18 6~12 2月6日 22:30 0.39
(1LD=地球から月までの平均距離)

最接近時の地球との相対速度は、前者が秒速8.19km(時速約2万9000km)ですが、後者は遅く秒速4.88km(時速約1万8000km)と計算されています。


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2016年2月3日水曜日

歌詞が現実になる? (その4)


もう一つ、歌詞が現実になった事例として幸田露伴が「震は亨る」の中で挙げているのは、奈良時代の末期、称徳天皇(孝謙天皇の重祚)から光仁天皇(白壁王)へ皇位が継承される前に歌われた童謡(わざうた)です:
葛城寺の前なるや 豊浦寺の西なるや おしとど としとど
桜井に白璧(しらたま)しずくや 好(よ)き璧しずくや おしとど としとど
然(しか)すれば 国ぞ昌(さか)ゆるや 吾家(わぎえ)らぞ昌ゆるや おしとど としとど

(葛城寺の前だろうか 豊浦寺の西だろうか 桜井の井戸に白璧が沈んでいるよ好い璧が沈んでいるよ そうすれば 国が栄えるか われらの家が栄えるだろうか)

この時、白壁王の妃は井上内親王であった。識者は、「井」とは井上内親王の名であり、「白璧」とは天皇の諱(いみな)をいっている、おそらくこれは白壁王が即位するだろうということを諷したものであろうと思った。

『続日本紀(下) 全現代語訳』(宇治谷孟、講談社学術文庫、1995)から引用

よく似た漢字が使われていますが、上記の童謡の「白璧(しらたま)」は「璧」、天皇の諱である「白壁王(しらかべおう)」は「壁」です。

称徳天皇は聖武天皇の娘で独身のため実子がなく、さらに相次ぐ権力争いや陰謀によって皇位継承候補の皇族が粛正されたり自殺に追い込まれるなどしたために、壬申の乱以来続いて来た天武天皇系の男系皇族がいなくなっていました。そのような状況から、当時の天皇家からみれば傍系ですでに60歳を過ぎていた白壁王に白羽の矢が立ち、即位して光仁天皇となりました。

光仁天皇は知名度が低いと思いますが、大化の改新でよく知られている天智天皇の孫で、平安京遷都をおこなった桓武天皇の父親です。

光仁天皇には天武天皇系の井上内親王との間に生まれた他戸親王(おさべしんのう)があり、皇太子になっていました。しかし、天皇を呪詛したという大逆の罪に問われ、母子ともに幽閉先で不自然な死を遂げています。替わって皇太子の地位についたのは、朝鮮半島・百済国王の後裔を称する渡来系氏族出身の高野新笠(たかののにいがさ)と光仁天皇との間に生まれた山部親王(桓武天皇)です。光仁天皇以降、天武天皇系から天智天皇系に皇統がもどり、現在まで続いています。

(続く)


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近畿圏中心領域大型地震 (続報-82)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が2月2日16:30付で更新情報を出しています。また延期です。現行ステージの初現を誤認していたとのこと:

前回の更新情報では ――
  • 初現12月29日、極大1月13日とすると、1月末~2月初旬に前兆終息、2月9日±に発震(または次ステージの極大)と推定される。

現状と新たな推定日は ――
  • 2月2日夕刻現在、観測装置CH21で糸状に近い特異状態が続いている。すぐに静穏化・終息する可能性は低い → 現行ステージ(第13ステージ)の初現認識が誤っていた。

  • これまでは前ステージの極大出現後に次ステージが初現。前ステージ(第12ステージ)の極大は15年12月21日であるので、12月21日以降12月29日(これまでの初現認識)までの間で初現の可能性を探ると、CH07とCH20に特異が出現し始めた12月23日が候補。

  • また、第8ステージ以前は各ステージの極大が次ステージの初現であったので12月21日も候補。

  • 上記2つの初現候補に極大1月13日(前回の更新情報から変更なし)として経験則([極大~発生]/[初現~発生]=13/20)を適用すると:

    • 初現が12月21日の場合は前兆終息が2月14日±、地震発生が2月25日±
    • 初現が12月23日の場合は前兆終息が2月12日±、地震発生が2月22日±

  • 2月20日以前に対応地震が発生する可能性は否定できる。

推定時期 2月22日~25日± (初現認識12月21日~23日が正しい場合)
実際の前兆終息を確認して修正予定
推定発生時刻 午前9時±1時間 (または 午後6時±3時間)
推定震央領域 更新情報の図参照。
推定規模 M7.8±0.5
陸域の浅い地震(深さ数km~20km前後)


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2016年2月2日火曜日

2月に接近するキロメートル級小惑星


推定直径が1kmを上まわる小惑星で、2月に地球に接近すると予報されているものは3つあります。いずれの小惑星もかなり遠いところを通過するので、地球に影響をおよぼすことはありません:

小惑星 推定直径
(km)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
411201 (2010 LJ14) 0.73~1.6 2月17日 02:07 68.51
137805 (1999 YK5) 1.3~2.8 2月20日 04:59 51.67
7822 (1991 CS) 0.88~2.0 2月23日 15:13 65.50
(1LD=地球から月までの平均距離)

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2016年1月31日日曜日

歌詞が現実になる? (その3)


歌詞が現実になった事例として、幸田露伴は「震は亨る」の中で古代史からも2つの記録を挙げています。その1つ目は斉明天皇の治世末期に流行った童謡(わざうた)です。日本書紀にはその歌詞が「摩比邏矩都能倶例豆例……」のようにすべて漢字で記録されているのですが、ひらがなに直すと以下のようになります [言葉の区切り方は『日本書紀(下)』(山田宗睦著、教育社新書<原本現代訳> 41、1992)によります]:
まひらく つのくれつれ
をのへたを らふくのりかりが
みわたとのりかみ
をのへたを らふくのりかりが
かうしとわ よとみ
をのへたを らふくのりかりが

当時、朝鮮半島の百済が唐と新羅の連合軍に滅ぼされ、日本は百済の再興を支援するための軍勢を準備中でした。ところが、作り上げた軍船が現在の伊勢市近くで「夜中に故も無くして、艫舳相反れり」、また信濃国からは「蠅群れて西に向ひて、巨坂(おほさか)を飛び踰ゆ。大きさ十圍許(といだきばかり)。高さ蒼天に至れり」という報告があり、「衆(ひとびと)終に敗れむことを知(さと)りぬ」、「救軍の敗績(やぶ)れむ怪(しるまし)といふことを知(さと)る」という社会情勢になります。その記述に続いて上記の童謡が登場します。

歌詞の意味については古来、様々な議論があり確定していません。古代ペルシャ語で解釈できるという説もあるくらいです。文脈から、日本の百済救援軍が敗れることを暗示する不吉な意味があったことは確実だと思われます。『日本書紀 下』(日本古典文学大系68、岩波書店、1981)には、この童謡に対する注として「諸説あるが、未だ明解を得ない。要するに征西の軍の成功し得ないことを諷する歌に相違ない」と書かれています。

この童謡が流行った後、さらに不吉な出来事が続きます。そして、斉明天皇は九州の地で崩御し、日本の水軍は白村江の戦いで唐の水軍に大敗します。

(続く)


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マダラ、24年ぶりの豊漁 ― 青森県むつ市


青森県むつ市脇野沢(地図)で、長年低迷していたマダラの漁獲量が24年ぶりの豊漁になっています。「2年連続の豊漁の背景には、11年の稚魚が多かったことが影響しているとみられている」、「11年には少ない年の約100倍の約4億6000万匹の稚魚が確認された」:

Wikipediaによれば、北海道周辺海域での産卵期は12月~3月。2011年3月の東北地方太平洋沖地震の前に、マダラの産卵量が劇的に増えていたのかも知れません。専門家は「水温が下がり、餌となる動物プランクトンなどが増えたことが、稚魚が多かった一因ではないか」と上記記事で述べていますが。


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2016年1月30日土曜日

電線から火花、火災報知器誤作動多発 ― 熊本県、福岡県


熊本県のほぼ全域で、1月28日夕方から29日夕方にかけて、電線から火花が出る現象が多発(146件)し、九州電力や消防への通報が相次ぎました。また、福岡市では28日夕方から29日正午にかけて、火災報知器の誤作動が多発(76件)し、消防への通報が相次ぎました。記録的寒波、風雪、湿度の高さが原因とみられています:

電線から火花が出る現象は、台風などで塩害が発生した時によく報道されますが、寒波が原因となるのは珍しいのではないでしょうか。


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クジラ漂着 ― 新潟県佐渡市


1月28日、新潟県佐渡市小木堂釜地区(地図)の海岸にクジラの死骸が漂着しているのが見つかりました。体長約5mで、オウギハクジラとみられています。「小木でクジラが打ち上げられるのは何度か見たことがあるが、この辺りでは10年以上なかったと思う」:

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