「 CH26 顕著特異変動終息 しかし CH26-PBF 特異継続中
考えられる可能性=2種 」
考えられる可能性=2種 」
前回の更新情報
Stage-37 の初現 3月30.4日、極大 4月3.6日の関係からは、4月11日±3日が示され、誤差を考慮して 4月14日までが対応地震発生日として考えやすい。
CH26 観測装置の変動は断続的になってきており、4月10日深夜または11日午後に静穏化する可能性がある:
CH26 観測装置の変動は断続的になってきており、4月10日深夜または11日午後に静穏化する可能性がある:
- 4月10.9日ごろ静穏化 → 4月13日地震発生
- 4月11.6日ごろ静穏化 → 4月14日地震発生
初現 3月20.6日(Stage-34)、極大 4月3.6日(Stage-37)という全体がひとつの変動であると見做した場合は、対応地震発生日として 4月29日±3日が算出され、この場合は 4月22日夜まで変動が継続する可能性あり。
現況
4月11日の 04時に CH26観測装置の顕著特異は静穏化。その後の基線にPBF特異が継続中。
推定
上記現況から、考えられる可能性は 2通り。
可能性(1) CH26観測装置の変動は終息していないと認識 → CH26観測装置の変動は全体で 1つである → Stage-34 が継続、初現 3月20.6日、極大 4月3.6日 → 4月22日ごろまで変動は継続、対応地震発生は 4月26日±3日。
可能性(1) CH26観測装置の変動は終息していないと認識 → CH26観測装置の変動は全体で 1つである → Stage-34 が継続、初現 3月20.6日、極大 4月3.6日 → 4月22日ごろまで変動は継続、対応地震発生は 4月26日±3日。
可能性(2) Stage-37認識。4月11日04時の顕著特異変動終息は 4月3.6日極大に対する終息 → 4月13日 または 14日に対応地震が発生する可能性。この場合、現在も PBF特異が静穏化していないのは大型地震であるためである可能性。
CH26観測装置に顕著特異変動が出現しだしてから現在まで PBF特異が常に現れていることから、可能性(1) の方が考えやすい。
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
[注]特異変動については『
FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料
』(PDF形式)の 9ページを参照してください。
推定日 | 可能性(1) 4月26日±3日 4月22日±1日の静穏化を確認して修正予定 可能性(2) 4月13日または14日 可能性(1)の方が考えやすい |
推定時間帯 |
09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
前者の可能性が若干高い
|
推定震央領域
|
「
続報 No.412
」所載の図2参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域 震央が火山近傍領域である可能性が高い 弧線A~B以南の可能性は極めて低い
直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
|
推定規模 |
主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり |
推定地震種 |
震源が浅い陸域地殻内地震
|
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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