2013年8月21日水曜日

彗星蒸発


8月20日、名もない小さな彗星が太陽に接近しすぎたために蒸発・消滅しました。その様子を太陽・太陽圏観測衛星 SOHO(Solar and Heliospheric Observatory)がとらえました。画面右下から細い尾を引いた彗星が現れ、太陽の直前で雲散霧消しています。画面中央の赤い円盤は明るすぎる太陽を隠すためのもので、その中の白い円は太陽の大きさを表しています:

なお、8月20日午後5時24分(日本時間)、太陽で CME(コロナガス噴出、コロナ質量放出)が発生し、地球の方に向かって来ています。地球に到達するのは 1~3日後で、磁気嵐や明るいオーロラの発生が予想されています:

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