2017年1月31日火曜日

小惑星 2016 WF9 が地球に向かって驀進中?


NASAの赤外線天文衛星 NEOWISE によって昨年11月27日に発見された小惑星〝2016 WF9〟が、今年2月下旬に地球に衝突するという噂が流れています。以下はそれを報じたニュース記事です:

上記記事が伝えるところによると、地球に衝突すると主張しているのは天文学者 Dyomin Damir Zakharovich 博士(実在しない)。2016 WF9は伝説の惑星ニビルの破片で、NASAは真実を隠しているのだそうです。

以下は 2016 WF9 の発見についてのNASAの発表です。それによると、2016 WF9 は比較的大きく直径は0.5~1km、かなり暗い天体で太陽光の数パーセントしか反射していない、表面の反射率の低さやその軌道は彗星に似ているが、彗星の特徴である塵やガスの雲をともなっていない、小惑星と彗星の境界付近に位置する天体で、おそらく、もともとは彗星であったものが長い年月の間に表面や表面直下にあった揮発成分を失ったのであろう、とのことです:

以下はNASAのジェット推進研究所が提供している小天体データベースに記載されている接近情報です。この小惑星はアポロ群に分類されています。地球から非常に遠いところを通過するので地球に影響を与える可能性はまったくありません:

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2016 WF9500~1000 2月25日 10:37 132.60
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は非常に速く、秒速20.3km(時速約7万3000km)と計算されています。

2月25日の2016 WF9 の位置 (クリックで拡大)
惑星は反時計回り、WF9は画面右から左に向かって進行
Credit: NASA, JPL, Osamu Ajiki, Ron Baalke


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2017年1月30日月曜日

小惑星 2017 BJ30 が地球と月に接近


1月31日、小惑星〝2017 BJ30〟が地球と月に接近します。

この小惑星は1月29日に発見されたもので、アポロ群に属し、直径は13~28m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 BJ3013~28

(地球) 1月31日 11:36
 (月) 1月31日 16:46
1.03
1.24
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は遅く、秒速5.9km(時速約2万1000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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小惑星 2017 BH30 が地球と月に接近


1月30日、小惑星〝2017 BH30〟が地球と月に接近します。

この小惑星は1月29日に発見されたもので、アポロ群に属し、直径は5~10m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 BH305~10

(地球) 1月30日 13:50
 (月) 1月30日 18:20
0.13
0.73
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は、秒速15.5km(時速約5万6000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年1月29日日曜日

アリの渦巻き


マルセグンタイアリの集団渦巻き行動。2016年12月のある日、夜10時ごろ、中米コスタリカ。雨が降り続き、時折強い風が吹く気象条件:

記事の執筆者は「グンタイアリは視覚があまりよくなく、先行するアリのフェロモンを追うように移動する。それぞれのアリが前を行くアリを追って歩くうち、先頭のアリが最後尾のアリに追いついてしまい、周回行動につながるのかもしれない」と推定しています。

記事によると渦巻きは2時間ほど継続したそうです。

地震の前兆かもしれないと思って USGS(米国地質調査所)のデータベースを検索してみましたが、昨年の12月以降、中米ではM6.0以上の地震は発生していません。


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大震行


幕末の土佐藩重役・吉田東洋が安政地震の体験を詠んだ漢詩「大震行(だいしんこう)」が発見され公開されるそうです。

「烈火が家屋を覆い、激浪が大地を掠めて走った」、「圧死者と焼死者が丘のように積み重なっている」、「西も東も分からず、じいさんを助け、子どもの手を引いて町の入り口をさまよう」:

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」では、田中泯さんが吉田東洋を演じていました。

あれっ、どうなってるの?


英国BBC放送北米支局の編集者 Jon Sopel 氏が米国ワシントンからトランプ大統領についてのニュースを伝えている動画(29秒)です。同氏の左手に注目してご覧ください:

何が起こったのか、Sopel 氏の説明によると ――
  • トランプ大統領の言葉を引用する必要があったが、それを表示しているはずのスマートフォンの画面が省電力機能で消えてしまっていた。
  • 画面を再表示するには、指紋認証をする必要があったので手袋をはずす必要があった。
  • カメラの視野外にスマートフォンを置く「書見台」があり、そこに手袋を置いてスマートフォンを操作した後、すばやく手袋を手にはめた。

当日はすごく寒かった(bloody cold)そうです。

有感地震ゼロの日 (補足)


有感地震が1度も発生しない日は1年に何日ぐらいあるのでしょうか。有感地震がランダムに発生するという前提で簡単なシミュレーション・プログラムを書いてみました。1年間に発生する有感地震数を指定して、各地震が1年365日のどの日に発生するかを一様乱数を使って決定し、その後に地震発生がなかった日を数えるという作業を1万回(1万年分!)繰り返し、1年あたりの平均を計算するというプログラムです。以下の表はその結果です:

有感地震数/年 有感地震ゼロの日数/年
500 92.6
1000 23.4
1500 6.0
2000 1.5
2500 0.4
3000 0.1
3500 0.02
4000 0.007
4500 0.001
5000 0.0002
5500 0.0001
6000 0.0001


実際の地震は完全にランダムではなくある程度まとまって発生する場合もあるので、有感地震ゼロの日数は上記の表の数値より多少大きくなるのではないかと思います。

昨年(2016年)の有感地震は、熊本地震とその余震があったために突出して多く6587回で、過去10年間では東日本大震災があった2011年の10681回に次いで多い年でした。このように有感地震が多い年には有感地震ゼロの日はほとんど期待できません。上の表からすると、1万年に1回未満の頻度です。

2014年と2015年の平均は2000回程度(2015年は1842回)ということですから、年に1日ないし2日程度、有感地震が全くない日があったのではないでしょうか。

ちなみに、1年間に有感地震が365回ランダムに発生した場合、有感地震ゼロの日は何日ぐらいあるでしょうか。「ランダム」の性質を理解していないと不思議に感じるかも知れませんが、134日ほどある計算になります。


小惑星 2017 BA7 が月と地球に接近


小惑星〝2017 BA7〟が1月26日午前5時12分(日本時間)、月に 0.73LD まで接近、さらに同日午前10時37分(日本時間)、地球に1.12LDまで接近しました(1LD=地球から月までの平均距離)。

この小惑星は1月26日に発見されたもので、アポロ群に属し、直径は8~17m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度はかなり速く、秒速19.0km(時速約6万8000km)と計算されています。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 BA78~17

(月) 1月26日 05:12
 (地球) 1月26日 10:37
0.73
1.12


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年1月27日金曜日

巨大な亀裂が拡大 ― 米国・アリゾナ州


アリゾナ地質調査所(AZGS)が同州の Tator Hills(地図)周辺の砂漠地帯に現れた長大な亀裂の空撮映像を公開しています。亀裂の長さは約2マイル(3.2km)。2013年3月から2014年12月の間に発生し、特に2014年の大雨で拡大したとみられています。南半分の1マイルの区間は新しく、2016年の雨期に延伸したとのこと。原因については、地下水のくみ上げによる地盤沈下だとAZGSの担当者は語っています:

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日本全国「最危険地帯」?


かなり長い記事です。部数を稼ぐための不安煽り記事で、特に目新しい情報はありませんが、木村政昭・琉球大学名誉教授が以前から指摘している「小笠原列島付近 M8.5 2012年±5年」は今年が満期です:

地下天気図


地下天気図の<低気圧>は「通常起きている小さな地震活動の回数が低下(静穏化)している地域」、<高気圧>は「小さな地震活動が活発なため、逆に大きな地震が起きにくい地域」。「大きな地震は静穏化領域や、その周辺部で発生する事例が多い」、「低気圧が消えた後(静穏化終了後)、しばらくして発生することもあります」。

最新の地下天気図で異常が現れているのは、広島県、山口県、島根県、北信越地方、伊豆半島から相模湾、房総半島沖。秋田県沖や山形県酒田市沖(津波をともなうM7.8の可能性)とのこと:

八ヶ岳南麓天文台の串田氏がM7.8 ± 0.5の地震を予測している「岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部」の領域では、石川県南部がわずかに低気圧の範囲にかかっているようですが、大勢としてはノーマークになっています。

地下天気図については横浜地球物理学研究所がツイートで頻繁に批判しています:

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アカナマダ捕獲 ― 長崎県・五島灘


1月21日、長崎県五島市沖の五島灘(地図)で、「全国的に捕獲例が少ない貴重な深海魚」のアカナマダが捕獲されました。体長約50cm。深さ約100mのはえ縄にかかったとのこと。「おしりから墨を吐くということは分かっているが、詳しい生態は謎に包まれている」:

アカナマダは、昨年12月に兵庫県豊岡市の沖と新潟県胎内市の海岸でも捕獲されています:

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2017年1月26日木曜日

有感地震ゼロの日


1月25日は有感地震がまったく発生しませんでした。昨年3月27日以来のことで、熊本地震以降初めてだそうです。

これが彩雲 ??? 違います! (続報)


1月25日付「これが彩雲 ??? 違います!」の続報です。

日本テレビは「北西の季節風が日本海から山を越えたときに起きる波動の影響で、この彩雲がレンズ状になった」ともっともらしく解説し、「H2Aロケットの影響ではないかとの憶測もあったが」として東京航空地方気象台の「ロケットの打ち上げとは関係ない」との否定的なコメントを伝えています。しかし、他のメディアは「高層大気中でロケットの排気のちりなどを核としてできた氷の雲」、「高さによって風の強さが異なるので、複雑な曲線となります」などと正しく報道しています:

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2017年1月25日水曜日

これが彩雲 ??? 違います!


1月24日夕方に関東地方で奇妙な形の雲が目撃・撮影されました。報道ではこの雲の正体は彩雲とされ、東京航空地方気象台は「特に珍しいことではなく、ロケットの打ち上げとは関係ないだろう」としているそうですが間違いだと思います。「レンズ状の雲」と書いていますが、レンズ状ではなくロケットの排気が風に流されてそのように見えているだけです:

1月24日午後4時44分に種子島宇宙センターから打ち上げられたH-IIAロケット32号機が残した排気が、夕日を受けて見えていると考えてまちがいないでしょう:

調布市から撮影された画像:

2015年にH-IIAロケット29号機が打ち上げられたときにも太平洋に面した各地で似たような雲が撮影されています:

以下はロケットの航跡画像の例です:

以下のブログ記事には山梨県から撮影された写真が載っています。撮影者は「初めて、生で地殻活動雲を見ました」とか「地電流雲」とかおっしゃっていますが:

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イエローストーンにビッグフット?の群れ


昨年末のクリスマスの日に、イエローストーン国立公園内の間欠泉「オールド・フェイスフル」に向けて設置されているウェブカメラのライブ映像を見ていた人が、黒い人のような姿の動物が映っているのに気付き、手元のスマートフォンで画面を撮影しました。その動物は、木の陰から次々に姿を現し最終的には6頭になりました:

映像の真偽はわかりませんが、ふだん見られない動物が姿を現したのであれば宏観異常と言えるかも知れません。

イエローストーンのウェブカメラ映像は以下のページからどうぞ。時差があるので日本の昼間に見ると真っ暗で何も見えない画面だけになります:

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2017年1月24日火曜日

白熱電球のようなスーパームーン


2016年最後の満月にして三連続スーパームーンの最後の満月とスペインの古城(地図)。まるでソケットにはまった電球のようです。このような写真を撮るには綿密な計算と良い天気が必要です:

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ハタハタ、岸に寄りつかず ― 秋田県


秋田県沿岸の季節ハタハタ漁が大きく低迷しています。季節ハタハタ漁は、産卵のため沿岸に集まるハタハタを捕獲するものですが、同じハタハタ漁でも沖合の底引き網漁は漁獲枠を上まわるほど好調です。季節ハタハタ漁が不振であったことはこれまでにもあったそうですが、その場合は沖合の底引き網漁も不振であることが多かったとのこと。沿岸に来るハタハタの数が減った原因は不明です。

「今まで経験したことのないような魚の分布状況だ」(県漁協の担当者)、「海水温は例年とほとんど変わらず、現時点で漁に直結するような変化はみられない」「今年だけの特異な現象なのか、それとも大きな流れの中での変化なのか」(県水産振興センター):

Wikipediaの記述によると、ハタハタは深海魚なのだそうです。


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2017年1月22日日曜日

地震予知に自信あり


よく知らない俳優さんですが、地震予知に自信があるそうです。「変な雰囲気がするんですよ。耳が痛くなったりとか」:

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小惑星 2017 BX が地球に接近


1月25日午後1時54分(日本時間)、小惑星〝2017 BX〟が地球に 0.69LD まで接近します(1LD=地球から月までの平均距離)。

この小惑星は1月20日に発見されたもので、アポロ群に属し、直径は6~14m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速7.4km(時速約2万7000km)と計算されています。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 BX6~14 1月25日 13:54 0.69


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年1月20日金曜日

諏訪湖に無数の「ミステリー・サークル」


輪の直径は5mから15m。湖底から上昇してくる天然ガスが原因とのこと:

諏訪湖天然ガス田から発生するガスは昔から使われていました。明治時代の中ごろには「湖底からでる天然ガスをパイプをとおして町へと運び、家庭でつかっていたようです」。また、「諏訪湖の氷は随所に温泉や天然ガス湧出による薄氷『釜穴』が散在」しているので氷上に立ち入るのは危険とのことです:

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タイ北部で大地震のうわさ


タイ北部では2週間で70回以上の地震がおきたことから、大地震が起きるのではとのうわさが広がっているとのことです:

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雷が UFO を直撃


真贋の程は定かではありませんが、今週初めにフランスの山岳地帯で撮影されたという動画です。UFOは雷の直撃を受けた後、煙を吐きながらもしばらくは水平に飛行しますが、その後、高度を下げていきます:

ちなみに旅客機が雷撃を受けるとこうなります:

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地震予測の最新知見を紹介するワークショップ


「地震予測の現状や最新知見を紹介し、必要な観測や研究、求められる情報の在り方を考える」ワークショップが2月に開催されるとのことです。入場無料:

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カモメ、カモ、サンマなどに異変 ― 和歌山県、三重県


気象や餌の多寡、海流や海水温の影響だとは思いますが ・・・

▼ 「ここ数年、田辺市やみなべ町などへの飛来が減少し、一方で串本町への飛来が増加」:

▼ 「和歌山県の紀南地方に飛来するカモ類のうち、マガモの数が減少傾向にある」:

▼ 「和歌山県では非常に珍しい渡り鳥マガンが1羽飛来、野鳥愛好者らを驚かせている」:

▼ 「和歌山県紀南地方で1カ月以上滞在している。このまま年を越せば紀南で初めての越冬となる」:

▼ 「昨年10月下旬の漁の解禁以降、熊野市での水揚げはゼロが続く」、「減少傾向とはいえ、今季はあまりに極端だ」、「漁師を始めて約50年。ここまで取れなかったことはない」:

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2017年1月18日水曜日

「地震予知・対策」の最新研究を紹介するシンポジウム


地震発生前に観測される「通常とは違う現象」を、科学的に解析している各分野の専門家が一堂に集うシンポジウムが、3月に神戸・東京・高知で開催されるとのことです。

パネラーは、東京農業大学・太田教授(動物の異常行動を解析)、元摂津市長・森川薫氏(地下水位を22年にわたり解析)、地震学者・中村不二夫氏(潮位観測により南海トラフ巨大地震の予兆をつかむ研究)、一般社団法人地震予兆研究センター長・八木下重義氏(合成開口レーダー衛星データを用いて全世界の地殻変動を5mm単位で解析)など。東日本大震災、熊本地震、鳥取県中部地震などの地震予兆も紹介されるとのこと:

中国が地震予知を目指す衛星を打ち上げへ


中国が今年後半に、地震にともなう電磁放射などを観測する人工衛星を打ち上げるとのことです:

以下は記事の抄訳です:
  • 中国の地震局が火曜日(17日)に発表したところによると、人工衛星は今年後半に打ち上げられる。

  • 地殻の動きによって発生する電磁放射は宇宙から観測可能である。

  • 人工衛星は、地球の電磁場や電離層のプラズマと高エネルギー粒子のデータを集めることによって、中国および近隣地域における地震やその前兆現象をリアルタイムで監視することに用いられる。

  • この人工衛星は、中国初の地震監視用宇宙プラットフォームで、研究に新しいアプローチをもたらす。

  • ミッションの副長である Shen Xuhui 氏によると、この人工衛星は軌道に5年間留まり、中国国内のマグニチュード6より大きい地震と世界で発生するマグニチュード7より大きい地震について電磁気の状況を記録するように設計されている。

  • 科学者たちは、地震の予知技術を開発するのに使える共通因子が見つかることを期待している。

  • この人工衛星は航空宇宙分野と航海分野での通信にも使用される。

これまで中国は2016年中に打ち上げることを表明してきました。「2016年9月から5基体制で人工衛星での電離層観測による『地震予知』の運用体制に入る」と報道されたこともありました:

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2017年1月17日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-141)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が1月16日17:00付で更新情報を出しています ―― 前兆が継続して出現中。第22ステージが指し示した1月14日は地震発生日ではなく次ステージの極大と認識:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期 今後の前兆変化(新たに出現する極大や前兆終息)を観測してからでないと計算できない
(仮に火山帯近傍地震前兆とNo.1778前兆が同一の地震活動に対応しているとすれば、2月15日± または4月13日± が最終的な地震発生日である可能性がある。)
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
(※ ある程度、火山帯に近い領域の可能性あり)
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅
(※ ある程度、群発的複数地震活動の可能性あり)
 

▼ 現状
  • CH17(八ヶ岳) 糸状特異が継続。
  • CH21(八ヶ岳) 弱い特異が継続。
  • K10(高知観測点) 1月14日夜から弱い特異が断続的に継続出現。
  • A4(秋田観測点) 1月15日朝から弱い特異出現、継続。

▼ 考察
  • CH21(八ヶ岳)の糸状特異の極大は、特異が顕著になった1月14.3日。CH29(八ヶ岳)とK1(高知観測点)に短時間出現した特異の中心は1月15.0日。CH20(八ヶ岳)とK1(高知観測点)の特異が1月13日夕刻に短時間出現して終息していることから、1月14.3日が極大と認識される(筆者注: 1月13日夕刻と1月15.0日の中央だからということだと思われます)。

  • 第22ステージが指し示した1月14日± は対応地震発生日ではなく、次ステージの極大となった。すなわち、第23ステージの最初の極大は1月14.3日。

  • 第23ステージの指し示す日を計算するには、経験則に適用する[初現~極大]あるいは[極大~終息]のデータが必要だが、現時点では1月14.3日極大に対応する初現を識別できない → 今後の今後の前兆変化(新たに出現する極大や前兆終息)を観測する必要がある。

  • 別に出現している火山帯近傍地震前兆からは2月15日± と4月13日± が算出される。

  • 火山帯近傍地震前兆の極大が2016年12月10日で、No.1778前兆の第22ステージの極大と一致していることから、同一地震活動に対応している可能性が濃厚。仮に両前兆が同一地震活動によるものであるならば、今後、N0.1778前兆も2月15日± または4月13日± を指し示す可能性がある。

  • いずれにしても今後の前兆の推移を観測し、推定したいと考えている。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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地学の問題


毎年、大学入試センター試験の問題をつまみ食いしてみては、自分もまだまだ捨てたものではないと一人悦に入っています。国語と英語は圧勝、数学は三角関数の倍角の公式が思い出せなくて苦戦したもののほぼ制圧。物理もなんとか。でも化学や生物は毎年のことながら打ちのめされました。私が高校の時に学んだものよりもはるかに高度になっています。

楽しみなのは「地学基礎」と「地学」です。後者の第1問はプレート運動に関するものですが、トランスフォーム断層が左横ずれか右横ずれか、勘違いしやすいところです。第5問の問1は、アイソスタシーが成立しているという条件の下で中央海嶺から離れた地点のリソスフェアの厚さを求める計算問題ですが、等圧面さえ見極めればあとは計算だけです:

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2017年1月16日月曜日

壮大な雲の列 ― オーストラリア


オーストラリア南西部の都市・パースから南部のアデレードへ向かう航空機がグレート・オーストラリア湾(地図)上空を通過中に、乗客が撮影した雲の写真です。撮影日時は定かではありませんが1月8日ごろと思われます:

〝Mail Online〟の記事には気象学者による説明が書かれていますが、その一方で陰謀論者は飛行機から撒かれた「ケムトレイル」だと主張していると紹介しています。日本で同じような雲が現れたら「地震雲」だと主張するお馬鹿さんが出てくることは必定でしょう。

毎日新聞(2007年6月19日)より
日本では2007年6月18日にオホーツク海上空で、海上保安庁の哨戒機が同じような雲の列を目撃・撮影しています。海上保安庁によると、「雲は海面近くから300メートルほどの『高さ』まであって、長さはおよそ100キロ以上もあった」(北海道放送)。同機の機長は「まるで海面にかまぼこを何本も並べたかのようだった」(毎日新聞)、「35年、パイロットをしているが、こんな雲を見たのははじめてだ」(北海道放送)と語っています。

当時、「これは電磁波によって発生する地震雲である」と断定し、「推定M9.5以上の歴史上最大級の震源」とおっしゃる御仁がいらっしゃいました(笑):

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テクトニクスを考慮すると東京のリスクは ・・・


ロバート・ゲラー教授(東京大学理学部)の最近のツイートから:

ゲラー教授は近々定年退職されるそうです(国立大学の法人化にともなって「退官」という言葉は使わなくなったようです)。退職後も日本に留まるとのことですので、メディアへの露出が増えるかも知れません。


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2017年1月14日土曜日

イルカが集団座礁 ― 静岡県御前崎市 (続報-2)


1月11日付「イルカが集団座礁 ― 静岡県御前崎市 (続報)」の続報です。

1月13日、御前崎港(地図)内に残っていたイルカ(カズハゴンドウ)すべてが、港外に出た(追い出された)とのことです。「10日には港内に残っていた6頭をサーファーが沖まで追い出したものの、13日午前までに再び6頭が入り込み、うち1頭が死んだ」、「また戻ってくる可能性もあるので引き続き見守りたい」:

港外に出ても再び港内に戻ってきたというのは、方向感覚が狂ってしまっているのでしょうか、それとも港外に出たくない理由(捕食者など)があるからでしょうか。


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近畿圏中心領域大型地震 (続報-140)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が1月13日17:00付で更新情報を出しています ―― 13日午前、CH17の糸状特異前兆のみが残存。その後、K1、CH21、CH20に特異が相次いで出現し継続中:

以下は今回の更新情報のまとめです。「※」は、現在観測されている火山帯近傍地震前兆が No.1778前兆と同一原因によるものである場合についての付記事項です ――

推定時期 [可能性1] 1月14日または15日
[可能性2] 1月16日段階で対応地震発生がなく、前兆継続の場合はその後を観測した上で再考予定
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
(※ ある程度、火山帯に近い領域の可能性あり)
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅
(※ ある程度、群発的複数地震活動の可能性あり)
 

▼ 現状
  • 1月13日午前、CH17(八ヶ岳)の糸状特異のみが残存。
  • 同日午前10時すぎからK1(高知観測点)に弱い特異が出現。
  • 同日昼すぎからCH21(八ヶ岳)に糸状特異が出現。
  • 同日15時30分ごろからCH20(八ヶ岳)に弱い特異が出現。
  • 同日16時すぎ現在、いずれの特異前兆も継続中。

▼ 考察
  • 現在は第22ステージと認識。すべての前兆関係が1月14日± を指し示している(更新情報の図を参照)。

  • 1月13日昼前まではCH17(八ヶ岳)の糸状特異のみが残っていたが、その後K1(高知観測点)、CH21(八ヶ岳)、CH20(八ヶ岳)に特異前兆が相次いで出現。同日16時すぎ現在も継続中。

  • 1月13日に3つの観測装置に出現しはじめた前兆は直前特異の可能性。この場合、前兆は14日未明まで続く可能性がある。

  • 不審な点は、CH17(八ヶ岳)の糸状特異が全く終息しないこと。

  • 1月13日に3つの観測装置に出現しはじめた前兆は、第22ステージが指し示す1月14日に対応地震が発生するのではなく、新たな極大が出現することを示すものである可能性も否定できない。

  • 誤差を考慮して1月16日までに対応地震が発生しない場合は、1月14日± に新たな極大の出現が認識できるかを評価し再考する。

  • 火山帯近傍地震前兆からは1月14日± の他、2月15日± の可能性も計算できる。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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えびの高原硫黄山の噴火警戒レベル引き下げ


1月13日、霧島連山えびの高原の硫黄山(地図)に出されていた「噴火警戒レベル2(火口周辺規制)」が解除され、「レベル1(活火山であることに留意)」に引き下げられました。ただし「硫黄山及びその周辺の噴気と熱異常域は長期的には拡大が認められており、今後も活動の推移に注意が必要」とのことです:

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2017年1月11日水曜日

イルカが集団座礁 ― 静岡県御前崎市 (続報)


1月10日付「イルカが集団座礁 ― 静岡県御前崎市」の続報です。死んだ2頭の調査から、イルカの種類は遠洋性のカズハゴンドウと判明しました。体長約2.5m。御前崎港内には依然として迷い込んだ数頭が泳いでいるとのこと。「(カズハゴンドウは)近海にはあまり近づかず、打ち上げられるのは珍しい」:

以下のページには「外洋を好み、近海で観察できることは一部海域を除いて多くはありません」、「熱帯・亜熱帯に主に棲息しますが、稀に温暖な温帯に近づいて来ることもあります」、「気性が荒く懐きにくい」との記述があります:

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2017年1月10日火曜日

イルカが集団座礁 ― 静岡県御前崎市


1月9日、静岡県御前崎市にある御前崎港(地図)の海岸に体長2m前後のイルカが11頭打ち上げられているのが見つかりました。2頭はすでに死んでおり、9頭は海に帰されました。しかし港内には少なくとも10頭以上の群れが残っていて、今後も打ち上げられる可能性があるとのこと。「イルカが迷い込むのは珍しい。今後も打ち上げられる可能性があるので、注意深く見守る」(御前崎市):

年末から太平洋岸でイルカの迷い込みが続いています:

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伽藍岳から噴気あがる ― 大分県由布市


1月6日、大分県別府市西方にある伽藍岳(地図)の稜線から100m上空まで噴気が上がっているのが観測されました。少なくとも「鶴見岳・伽藍岳の火山活動解説資料」が毎月発行されるようになった2010年11月以降は、「噴気は認められませんでした」という記載が続いていました:

伽藍岳の稜線からの噴気の高さ(日最高)
気象庁「鶴見岳・伽藍岳の火山観測データ」より
鶴見岳監視カメラ(大分県別府土木事務所)による



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2017年1月9日月曜日

南関東と四国が危ない?


 JESEA(地震科学探査機構、会長:村井俊治・東大名誉教授)によるMEGA地震予測についての記事です。

南関東については「10月に八丈島で1度、異常が見られた後、大きな変動が止み、『静謐期間に入った』とみることができる。12月から17年1月にかけて、南関東で震度5以上の地震が発生する可能性がいよいよ高まっている」、四国については「高知県の室戸岬、足摺岬などの動きがおかしい。沈降が進み、水平方向の動きも周囲と異なる動きを見せている。これは付近に歪みがたまり、地震を起こすエネルギーが蓄積されていることを示しており、警戒が必要だ」とのこと:

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小惑星 2017 AG13 が地球に接近


1月9日午後9時50分(日本時間)、小惑星〝2017 AG13〟が地球に 0.54LD まで接近します(1LD=地球から月までの平均距離)。

この小惑星は1月7日に発見されたもので、アテン群に属し、直径は15~35m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速15.7km(時速約5万7000km)と計算されています。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 AG1315~35 1月9日 21:50 0.54


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年1月8日日曜日

巨大地震襲来の不吉なシグナル 相次ぎ点灯?


『日刊ゲンダイ DIGITAL』の地震不安煽り記事です。「まるでピンポンラリーのように、太平洋の東西で地震が行ったり来たりしているのです」(琉球大名誉教授・木村政昭氏)、「日本海溝の巨大さからみれば、M9.0を観測した3.11の破壊力はささいな規模。大半が空白域と言っていい状態です」(元前橋工科大学教授・濱嶌良吉氏):

横浜地球物理学研究所は上記記事について次のようにツイートしています:

2017年1月7日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-139)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が1月6日16:00付で更新情報を出しています ―― 12月から1月にかけて複数の極大が出現、いずれも1月14日± を指し示す:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期 前兆終息を確認後に推定
現状で可能性があるのは1月14日±1日
1月14日段階で前兆継続の場合は再考し続報
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅


▼ 現状
  • CH17(八ヶ岳)、CH21(八ヶ岳)の前兆が継続。

▼ 考察
  • 現在は第22ステージと認識。

  • 前回の更新情報の時点では最終極大は12月10.2日であったが、その後、12月28.5日、12月31.5日、1月3.0日、1月6.6日に極大とみられる変動が出現。更新情報の図のとおり、いずれも初現・極大の経験則から1月14日± を指し示す。

  • 1月6.6日の極大が最終であれば、1月12.5日± に前兆終息となる見込み。前兆終息を確認するためには1月13日午後まで見守る必要がある。

  • 新たな前兆が継続して出現していないので、1月14日± に次ステージの極大が出現するとは「少々考えにくい」。

  • 今後新たな前兆が出現せず、1月12.5日± に前兆が完全終息した場合には、1月14日が対応地震発生時期となる。

  • 前回の更新情報で触れた「1月14日± を示す火山帯近傍地震前兆」が「No.1778前兆」と同一の地震活動であった場合、ある程度火山帯に近い領域で群発的複数地震活動の可能性がある。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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小惑星 2017 AS4 が地球に接近


1月9日午前2時5分(日本時間)、小惑星〝2017 AS4〟が地球に 1.46LD まで接近します(1LD=地球から月までの平均距離)。

この小惑星は1月5日に発見されたもので、アポロ群に属し、直径は13~30m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度はかなり速く、秒速18.5km(時速約6万6000km)と計算されています。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 AS413~30 1月9日 02:05 1.46


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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