2020年2月16日日曜日

ベテルギウスが異常減光 (続報-13)


ベテルギウスから噴き出した塵の雲を赤外線で捉えた画像です。南米・チリにある ESO(European southern observatory、ヨーロッパ南天天文台)の VLT(Very Large Telescope、超大型望遠鏡)に取り付けられた VISIR という観測装置で昨年12月に撮影されました:

Credit: ESO/P. Kervella/M. Montargès et al., Acknowledgement: Eric Pantin

塵が発するかすかな光を捉えるため、ベテルギウス本体とその周囲の強い光は黒色の円板によって遮蔽されています。黒色の円板の中心にある白い点はベテルギウス本体の位置と大きさ(木星の軌道に近いサイズ)を示しています。


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