2024年9月14日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-304)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 9月14日15:00 付けで「続報 No.371」(PDF形式)を出しています。
 
内容の概略は以下のとおりです ——
 
推定時期に前兆変動終息せず → これまでの前兆関係認識は誤りであった。

前回の更新情報では、9月23日±3日に地震発生の可能性があり、その場合は 9月12日±3日に前兆変動が終息すると推測していたが、終息傾向が見えない。
 
火山性変動を直前変動と認識したが、再出現したため、直前変動ではなかったことが明白。

図 1 のように複数の前兆変動の関係を見直し

図1の関係が正しいか否かはまだ不明。正しい場合、11月1日±3日に地震発生の可能性。前兆変動終息推定時期は 10月13日±3日。この時期に前兆変動が終息するかを確認する必要あり。
 
現段階で言えることは、対応地震発生は 10月末以降であるということ。11月1日±3日 以外の可能性についても引き続き検討する。
 
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推定日11月1日 ±3日に発生の可能性で検討中
最終前兆変動終息を観測後に発生日修正予定
推定時間帯 09:00 ±2時間 または 18:00 ±3時間
推定震央領域
大幅に改訂されています
続報 No.371」所載の図2参照(太線領域内=大枠推定域; 斜線領域=可能性が考えやすい推定領域; 震源域が火山近傍である可能性高い)
推定規模 主震が単発の場合:M8.0 ± 0.3;
複合地震の場合:M7.4 ± 0.3 + M7.3 ±0.3 など
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
その他 火山噴火型前兆変動が観測されたため、地震に伴い震源近傍で火山噴火の可能性も否定困難。しかし、前兆変動の出現形態は噴火型ではなく地震前兆型であり過去の噴火例と異なるので、噴火型は単に火山近傍大型地震を示している可能性が高く、噴火しない可能性の方が若干考えやすい。(2016年発生の熊本地震は火山近傍地震型極大であったが、今回は噴火型で極大を観測している。)
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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