2025年7月1日火曜日

ツングースカの爆心地

 
6月30日は国際小惑星デー(International Asteroid Day)でした。1908年6月30日に発生したツングースカ大爆発に因むもので、小天体の地球衝突の危険性を啓発するさまざまな催しが行われました。
 
以下は、米国地質調査所(USGS)が運用する地球観測衛星ランドサット8号が2024年7月に撮影したツングースカの爆心地の画像です:
1908年6月30日の早朝、直径50~100メートルと推定される天体が大気圏に突入し、シベリアの上空で爆発して鮮やかな火球を生み出しました。この爆発は空中爆発であり、現在のクラスノヤルスク地方エヴェンキイスキー地区の地表から約6~10キロメートル上空で発生したとみられ、飛来した天体の大部分を蒸発させ、数百平方キロメートルにわたって木々を倒したり焼け焦げさせたりしました。