2022年3月12日土曜日

新型コロナウィルス: ハイブリッド株が出現

 
新型コロナウィルスに、デルタ株とオミクロン株の変異を併せ持つタイプが初めて確認され、欧州と米国で症例が報告されています:
 
ウイルスの2種類の変異株が同時に患者に感染し、遺伝物質を交換することによって誕生。非公式にデルタクロン(deltacron)と名付けられたこのウィルスの「骨格」はデルタ株に由来し、そのスパイク・タンパク質(ウイルスが宿主細胞に入ることを可能にする)はオミクロン株に由来。すでに、フランス、オランダ、デンマーク、イギリス、米国で検出され、1月ごろから広まっているとみられています。 

デルタ株並みの重症化率でオミクロン株と同じように感染力が強いとしたら、第7波は大変なことになりそうです。
 
 
関連記事