2018年11月3日土曜日

2つの小惑星が地球と月に接近


2つの小惑星が地球と月のそばを通過して行きました。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2018 VL
アポロ群
8~18 (地球)10月31日 15:48

1.47

2018 VG
アテン群
9~19  (月)11月03日 01:48
(地球)11月03日 09:29
2.04
1.19
(1LD=地球から月までの平均距離) 

直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。2つの小惑星が発見されたのは 11月1日です。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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