2018年9月17日月曜日

小惑星 2018 RF8 が月と地球に接近


【9月18日、最新のデータに基づき推定直径と誤差の記述を修正・削除しました】

小惑星〝2018 RF8〟が 9月19日に月と地球に接近します。

この小惑星はアポロ群に分類され、直径はかなり大きく 19~42m 19~43m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が発見されたのは、9月15日でした。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2018 RF819~42
19~43
 (月)9月19日 11:51
(地球)9月19日 14:38
0.60
1.37
(1LD=地球から月までの平均距離) 

地球への接近時刻には ±1分の誤差が見込まれています。

最接近時のこの小惑星と地球との相対速度は秒速15.8km(時速約5万7000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


関連記事