2018年9月2日日曜日

関東大震災69年周期説


毎年、9月1日の防災の日が近づくと、週刊誌などで大地震の不安をあおって部数を稼ごうとする地震関連記事が増えるのですが、今年はあまり多くありませんでした。こういう時がかえって危ないのかも知れません。

一昔前までは、大地震といえば関東大震災で、建物の耐震性をアピールするときには「関東大震災クラスの揺れに耐える」ということがよく言われたそうです。最近は南海トラフ沿いの大地震にスポットライトがあたっていて、関東大震災は影が薄くなっているようです。関東大震災(関東大地震)の周期説もすっかり廃れてしまったようです。

「なにしろ東京大学地震研究所の所長が提唱したのですから、多くの人は信じました」、「しかし、関東大震災は起きませんでした」、「南関東で周期的に発生する地震は2種類あるのです。1つは70?80年に1回発生するM7クラスのプレート内地震、もう1つは約200年に1回発生するM8クラスのプレート間地震です。(東京大学地震研究所の所長であった)川角さんは、この2つを混同していたのです」: