現地時間10月9日12時56分(日本時間10日02時56分)、中米・パナマで M7.7、深さ 12.6km、改正メルカリ震度階で震度 VIII(深刻 Severe)の地震が発生しました(震央地図)。負傷者や建物の倒壊などの被害が出ていますが、これまでのところ死者や行方不明者の報道はありません。米国地質調査所(USGS)は「広範囲にわたって強い揺れの影響が及ぶ可能性が高く、被害も広範囲に及ぶ」とみています。これまでに M6.6 や M5.8 を含む余震が 100 回以上発生しています。震央からパナマ運河までは約 200km ですが、運河の通航に支障は出ていない、と報道されています:
- Powerful magnitude 7.7 earthquake hits Panama, damaging buildings (動画あり)
- Powerful earthquake shakes Panama, followed by large aftershocks (動画あり)
以下は USGS の "Tectonic Summary" からの抜粋です ——
パナマは、西と南には海洋性のココス・プレートやナスカ・プレート、北と東にはそれぞれカリブ・プレートや南米プレートなど、いくつかの主要なテクトニック・プレートの接合部の近くに位置しています。これらの大きなプレートが、パナマ・マイクロプレートを囲んでいます。南側の境界沿いでは、ココス・プレートがパナマ・マイクロプレートの下に沈み込み、ナスカ・プレートがマイクロプレートと斜めに収束している一方、北側の境界沿いでは、カリブ・プレートがマイクロプレートの下に沈み込んでいる。今回の地震の震源メカニズムは左横ずれ断層によるものであることが示されており、この複雑なプレート境界沿いで一般的に観察される変形様式と整合しています。(参考 プレート図)
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