2026年10月9日金曜日

1897年 アッサム大地震 M8.0超


『Nature India』の記事です:
 
1897年(明治30年)6月12日午後5時15分ごろ、当時イギリス領だったインドのアッサム地方を猛烈な地震が襲いました。シロング高原(Shillong Plateau、地図)を震源とするこの地震の揺れは、インド亜大陸全域に及びました。
 
(リチャード・ディクソン・オールダム(Richard Dixon Oldham)を長とするインド地質調査所(GSI)の報告書で)最終的に最も長期にわたる影響を及ぼすことになったのは、「感じられなかった地震(The Unfelt Earthquake)」と題された章でした。ここでオールダムは、震源から約8000キロメートルも離れたイタリアやエディンバラの観測所からデータを収集・統合しました。これらの場所では、地震の揺れを体感することはありませんでしたが、高感度の磁気・地震観測機器がその震動を捉えていたのです。(中略)こうして収集されたデータにより、地震波には「粗密波(縦波)」「ねじれ波(横波)」「地表のうねり(表面波)」という 3つの異なる運動段階があり、それらが地球規模で伝播することが初めて明らかになりました。
 
1900年、オールダムはさらに 6つの地震のデータをまとめ、自身の地震波伝播理論を裏付けました。続いて 1906年には、様々な地震データを分析した決定的な論文を発表し、地球の核(コア)の存在を証明しました。