2019年3月1日金曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-198)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 2月28日16:30 付けで更新情報を出しています ―― 3月7日前後もありうるが、前兆終息がなく可能性は低い:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期(前兆終息を確認後に推定する)
推定時刻 午前9時30分±1時間 (または 午後4時±3時間)
推定震央領域 長野県北部・群馬県西部・新潟県西南部にまたがる三角地帯
続報 No.255」所載の地図参照
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の浅い陸域地殻内地震(火山近傍の可能性が高い)


▼ 現状
  • CH07(八ヶ岳)、CH29(八ヶ岳)、K10(高知観測点)などが継続出現中。

  • CH29は昨年12月22日から振動型BF前兆(BF前兆=基線のうねり変動)が継続していたが、2月25日夕刻から特異前兆に変化、継続中。振動型BF前兆は東北地方太平洋沖地震で出現。規模の大きな地震の前兆と認識。

▼ 考察
  • CH29が3月1日前後に終息すると仮定した場合は、3月7日前後に地震発生の可能性を否定できない。しかし、その場合、2月4日の極大に対応する前兆終息が見当たらないので、可能性は低い。

  • 現在継続して出現中の CH07、CH29、K10 などの前兆が終息しないと地震発生日推定は困難な状況。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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