2015年1月19日月曜日

南極に謎の巨大クレーター


昨年12月20日、南極で直径2kmにおよぶ巨大なクレーターが偶然発見されました。発見したのは大陸移動説を提唱した気象学者の名を冠するアルフレート・ヴェーゲナー研究所(ドイツ)のチームで、場所は  King Baudouin Ice Shelf(ボードワン国王氷棚)です:

問題なのはこのクレーターが形成された時期です。過去の観測データを遡って調べた結果、このクレーターを作った隕石が落下したのは2004年だというのです。

直径2km級のクレーターができるような天体衝突は核爆発に匹敵するかそれを上まわるエネルギーを放出するはずですから、いくら人跡まれな南極とはいえ、誰も気づかなかったというのは不可解です。

アメリカなどは地上や海中から発射されたミサイルの発する熱を即座に検知する早期警戒衛星を保有していますが、反応しなかったのでしょうか。想像をたくましくするならば、アメリカは知っていたが公表せず、秘密裏に部隊を派遣。クレーターの中心部を掘削して、「遊星からの物体X」を回収していた ・・・ かも。


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