2010年8月31日火曜日

播磨灘の中央部が泡立つ ― 兵庫県

播磨灘の中央部(小豆島の東約 10km)で、海面に無数の気泡が間断なく浮かび上がっています:

魚群探知機には無数の気泡とみられるものが水深 40m の海底から柱状になって浮上してくる様子が捉えられており、海面では長径約 50m の楕円形の範囲に広がっています。

専門家からは、「火山性の海底温泉は考えにくい」、「気泡以外に海水ではない液体が出ている可能性もある」、「瀬戸内海の火山活動は大昔に終わっている。仮に高温の湯が出れば、海面に明らかな変色が見られるはず」、「海底の泥炭層が何かの拍子に分解しているのでは」、「猛暑の影響で泥が発酵してメタンガスが発生することもあるが、水深 40m では考えにくい」などの意見が出されています。

昨年の夏にも同じ場所で同様の現象が見られたとのことです。


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