2010年3月6日土曜日

豊後水道周辺でスロースリップ

国土地理院が 3月 5日付で発表した資料です:

発生は昨年後半からで、場所は豊後水道から足摺岬にかけてのプレート境界。これまでのスリップで M6.3 相当のエネルギーが開放されたが、過去 2回のスリップでは M7.0 に相当するエネルギーが開放されているので、今回のスリップはしばらく継続する見込み、とのことです。

発表文の最後に 「推定されたプレート間滑りの大きい領域が、過去の例と比較してやや東側に寄っていることも特徴です」 とさりげなく書かれていますが、いささか気がかりです。


関連記事