福井県の高校生の研究です。湧き水などのイオン濃度を調べることで断層ルートを調査し、鯖江市周辺の殿上断層が 2本の断層からなる断層帯を形成していると結論づけたとのことです:
- 殿上山断層ルート イオン測定で解明 武生高「竹内賞」に4人 (制限あり)
- 竹内松次郎賞授与式(武生高校の発表)
上の情報には詳しいことが書かれていませんが、先行研究と思われる以下の論文とポスターが参考になります。殿上山断層周辺では炭酸水素イオン、鯖江断層ではフッ化物イオンの濃度が高いことを利用して断層がどこまで伸びているかを追跡しています:
- 殿上山断層は鯖江断層と交差するか 〜炭酸水素イオンをトレーサーとした断層のルート追跡〜 (論文、PDF形式)
- 殿上山断層は鯖江断層と交差するか 〜炭酸水素イオンをトレーサーとした断層のルート追跡〜 (ポスター、PDF形式)