2020年10月31日土曜日

満月のハロウィーン

 
今夜 23時49分、満月になります。今月は2日も満月でした。ひと月に2度目の満月がある場合、2度目の満月はブルームーンと呼ばれます。満月とハロウィーンが重なるのは(米国では)76年ぶりらしいです。
 
今朝 3時45分に月は遠地点を通過しました。平均距離よりも6%弱遠いところで満月となります。スーパームーンの逆でマイクロムーンと呼ばれるようです:
  1. Rare full moon on Halloween will be seen across the US for the first time in 76 years
  2. October 2020 - Part II: The Next Full Moon is a Halloween Hunter's Moon and "Micro" Moon

今回の満月には呼び名がたくさんあるようです。[2]の NASA の記事によれば〝The Next Full Moon is the Hunter's Moon; a Micro Blue Moon; the Beaver Moon; the Frost, Frosty, or Snow Moon; Sharad Purnima; and the Thadingyut, Hpaung Daw U, and Low Krathong Festival Moon〟とのこと。

上記の呼び名のうち、〝Hunter's Moon〟は「狩猟月」。この時期に狩猟シーズンとなることに由来するようです。今夜の満月はブルームーンでハンターズ・ムーン。ブルーは米国民主党のシンボル・カラーで、同党の大統領候補バイデン氏も使っています。ハンターは同候補の息子の名前。なにやら暗示的です。
 
蛇足ついでに、共和党とトランプ候補のシンボル・カラーは赤。赤い天体といえば火星とアンタレス(「火星に敵対する者」との意)。 火星は 10月6日に地球に最接近し、10月15日には衝(地球から見て火星が太陽と正反対の位置にある状態)を迎えました。現在は徐々に地球から遠ざかっています。選挙の結果がはっきりするであろう 11月8日には赤色巨星アンタレスに水星が接近します。水星は神話上では神々の使者、メッセンジャーとされていますので、なんらかの知らせ(吉報? 凶報?)が赤い陣営にもたらされることを暗示しているようです。


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