2014年8月17日日曜日

蔵王山で火山性微動、火山性地震増加、傾斜計にも変化 ― 宮城県 (続報-14)


8月16日付「蔵王山で火山性微動、火山性地震増加、傾斜計にも変化 ― 宮城県 (続報-13)」の続報です。

蔵王山(地図)の火山活動が活発化しているため、宮城県と山形県は住民避難計画などを策定する準備を始めています。気になるのは、蔵王山の山頂レストハウスに勤務する女性の証言です ― 「数日前にレストハウスの周りで硫黄のにおいがした。ここで40年間働いているけれど、初めてです」:

日本各地でドクガやマイマイガが大量発生していますが(参照参照)、蔵王山ではトウヒツヅリヒメハマキという蛾の幼虫が大量発生して、冬に樹氷となるアオモリトドマツが食害にあっています。「木が枯死する恐れもあるが、有効な手立てはない」、「大量発生の理由は分かっておらず、蔵王では前例が無い」:

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