2011年7月30日土曜日

カナリア諸島で地震続発


スペイン領カナリア諸島のエル・イエロ島(エル・ヒエロ島)で、7月17日の昼頃から地震が急増しています:

カナリア諸島(Canary Islands) は、大西洋上、アフリカ大陸北西岸寄り(モロッコや西サハラの沖合)にある火山群島です。『世界大百科事典』(平凡社)によれば ――
地質学上はアフリカに属するが、非常に深い海溝によって隔てられる。主要7島と多くの小島から成り、総面積7273km²。総人口136万7646(1982)。テネリフェ島にある活火山テイデは標高3710mで、スペインの最高峰。
―― とのこと。エル・イエロ島は同諸島の南西の端に位置しています。

発生している地震はマグニチュード1から3の規模で、ほとんどが深さ5kmから15kmの範囲で起きています。

震央は島の北西部に集中しており、そこでは約5万年前に地震をきっかけとした大規模な地滑りで300km³におよぶ大地が海中に滑り落ちて、高さ100mを超えるメガ津波が発生、アメリカ大陸の海岸を襲った可能性が高いと考えられています。

エル・イエロ島では、過去200年以上にわたって火山噴火は起きていません。しかし、地表に現れているだけで500以上の噴火口があり、さらに堆積物に埋もれた火口が300ほどあるとのことです。

2000年に放送されたBBC(イギリス放送協会)の番組では、エル・イエロ島の北にあるラ・パルマ島の火山が将来噴火、山体の崩壊によってメガ津波が発生し6~8時間後に南北アメリカやカリブ海諸国の沿岸部に到達、甚大な被害をもたらす可能性があるとの地質学者の仮説が紹介されたことがあるとのことです。


過去の関連記事