米国地質調査所(USGS)、アラスカ州地質学・地球物理学調査所、アラスカ大学フェアバンクス校が共同で運営しているアラスカ火山観測所(AVO)のツイートです。
同観測所はアリューシャン列島を含むアラスカ州全域の火山を観測・監視しているのですが、12月3日に対象地域内の全ての火山が「GREEN/NORMAL」の状態になったとのことです。このような状態は非常に珍しいらしく、前回同様の状態になったのは 2011年3月31日から同年 6月20日まで。過去の記録に照らすと長くは続かないだろうとのことです:
Seems like 2020 just got a little more weird...
— USGS Volcanoes🌋 (@USGSVolcanoes) December 3, 2020
...in a good kind of way! https://t.co/bbhojPa1V7 pic.twitter.com/dOszmZZV72
前回の期間(2011年3月31日〜6月20日)では、その直前の 3月11日に東北地方太平洋沖地震(M9.0)が発生、期間が終わった直後の 6月24日にはアリューシャン列島で M7.3 の地震が発生しています。
今回の期間(2020年12月3日〜)では、期間前の 7月22日に M7.8、10月19日に M7.6 の地震がアラスカ州で発生しています。期間終了後には何が起きる?
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