2016年6月25日土曜日

伊勢神宮近くに謎の光


光っているのは、雄略天皇の皇女・稚足姫(わかたらしひめ)が讒言によって自害する前に神鏡を埋めたとされる場所付近(地図)です。すぐそばには「皇女の森」と呼ばれている「宇治乃奴鬼神社(うじのぬきじんじゃ)跡」があります。「(稚足姫は)五十鈴川のほとりに行き (中略) 鏡を埋めて、首つり自殺をした」「(闇夜にも関わらず天皇が皇女を探すと)川のほとりで虹が蛇のように見え、四、五丈ほどあった。虹のたったところを掘って、神鏡をえた。まもなく皇女の屍をえた」(『日本書紀(中)』、山田宗睦訳、教育社新書 <原本現代語訳> 40):

稚足姫の伝承については以下をご覧ください:

高空から撮影した際に何かが反射したのでしょうか。グーグル・マップをストリート・ビューに切り替えて現地の様子を見ても、農地が広がっているだけです。光の中の矢印のようなものは、「皇女の森」を指し示しているように見えます。


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