2014年12月5日金曜日

西之島で空震発生、噴火激化か


小笠原諸島西方の西之島(地図)では活発な噴火活動が続き、島の面積が拡大し続けていますが、最近になって、約130km離れた同諸島の父島で空震が感じられるようになっています。以下は気象庁が12月5日に発表した「平成26年 No.49 週間火山概況 (平成26年11月28日~12月4日)」からの引用です:
父島の小笠原村役場より、「遠くで雷のような音がする」「住居のサッシがカタカタ音をたてる」等 の通報が寄せられています。父島島内で西之島の噴火による空振を感じていると推定されます。

東京大学地震研究所が父島に設置している空振計によると、西之島が連続的に噴火していることを示 す空振データも観測されています。

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