2012年11月12日月曜日

エリザベス女王が公務欠席


イギリスのエリザベス女王(86歳)が11月11日にウィンザー城で行われる勲章授与式を欠席し、代わってチャールズ皇太子が出席することになりました。予定されていた公務を女王が欠席するのは、60年を越える在位期間でも極めてまれな出来事。

女王は慢性的な腰痛を抱えており、それが悪化。非常に激しい痛みに襲われており、式典で1時間以上立ったままの状態を続け、90を越える勲章を授与するためにくり返し腰を曲げることはさらに症状を悪化させると側近が判断したため。今回の欠席を機に、年間300件以上の公務をこなしている女王の負担を軽減すべきだとの議論が再燃するのは必至、とデイリー・メール紙は伝えています:

エリザベス女王は、2006年に慢性の坐骨神経痛で数週間病床に伏せたことがあります。この時には、脊椎関節炎の兆候も見られたとのことです。

夫君のエジンバラ公(91歳)も健康不安がくり返し伝えられており、昨年のクリスマスには心臓発作を起こし、血管の狭窄部にステントを挿入する手術を受けています。

どこかの国の皇太子妃は、公務を懈怠しても最近はニュースにもなりません