2020年11月18日水曜日

動かないマントル

 
東京工業大学の発表です:

「太平洋から北海道・東北地方沿岸部の地下に、冷たく動かないマントルがあることがわかった」、「本研究で明らかになった火山フロント付近を境とするマントルウエッジの流動・非流動という動的性質の違いは、沈み込み帯の基本的な構造を示すものである可能性があります」とのこと。

動かないマントルの存在をどうやって調べたのでしょうか。「マントルに流動があると鉱物が一定の方向に並び、鉱物を含む岩石全体が地震波速度異方性をもつ」、「流動しない場合は、岩石内の鉱物の方向がばらばらとなり、岩石全体としては異方性を持たなく」なる、「したがって、地震波速度異方性があるかどうかで、マントルの流動・非流動を見分けることができ」るのだそうです。