2009年1月19日月曜日

ライフクエイク lifequake

アメリカで「ライフクエイク(lifequake)」という言葉が流行の兆しを見せているとのことです:
上の記事から引用するとライフクエイクとは:
lifequake refers to an event that suddenly changes your life ― a car accident, being laid off, a catastrophic illness, getting divorced, losing your home in an earthquake or fire or suffering any other unpredictable life-changing event (人生を変えてしまうような突然の出来事、たとえば、自動車事故、失業、命に関わる病気、離婚、地震や火災で家を失うこと、そのほか人生を狂わすような予測できない出来事)
ハリケーン・カトリーナやカリフォルニア州の大規模山火事など自然災害の被災者や、最近の金融危機で突然レイオフされた人たちが、その経験を語るときに「ライフクエイク」はふさわしい言葉なのかもしれません。

私の場合、人生の方向を大きく別の方向にそらせたというわけではないけれど、かなり変えた出来事が、いま思うと2度あります。これらをライフクエイクと呼べるのであれば、その影響の大きさからして 1度目は M6.5、2度目は M7.0ぐらいで、いまもときどき余震があるという感覚です。

「ライフクエイク」は、1970年代からある言葉だと記事には書かれていますが、私の手近にある英和辞典数冊には載っていません。日本語にするとすれば、どのような言葉が訳語として適切でしょうか。「人生震」ではあまりに能がなさすぎます …。「一寸先は闇」、「板子一枚下は地獄」や、「青天の霹靂」というフレーズは思い浮かぶのですが、名詞でぴたりと「ライフクエイク」に対応する言葉は思いつきません。