火星探査車キュリオシティは当初からの目的地であるシャープ山(正式にはアイオリス山)の麓に到着していますが、この山に近づくにつれて〝変なもの〟が写る頻度が高くなっているように感じます。以下は、平板な岩石の上に露出している「ヒトデ」のようなものです:
キュリオシティはこれからシャープ山の山頂に向かって登っていくことになっています。シャープ山は20億年を越える沈殿物の地層でできており、火星の歴史を太古から現在にいたるまで順番に調査できると期待されています。
麓から山頂までの高度差は5500mほどあります。心配なのは、キュリオシティの車輪の劣化です。摩耗が進み、穴があいたりひびが入ったりしており、登坂にどの程度まで耐えられるか危惧されています。
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