3月9日付「ツングースカ級小惑星が地球接近 (続報-2)」の続報です。
『ナショナル ジオグラフィック』誌のサイトが小惑星〝2012 DA14〟についての記事を掲載。他のニュースサイトも追随しています。
「最新の予測によると、2013年2月15日に地球へ大接近し、人工衛星がいくつか破壊される可能性がある」、「地球に衝突したとしても人類の文明が崩壊する事態には至らないだろう」、「接近方向から予想すると、(衝突)地点は南極周辺の可能性がかなり高い」、「14万トンの質量が陸地に衝突すれば2.4メガトン(TNT火薬240万トン)に匹敵するエネルギーが放出される」、「海に落ちた場合には津波が発生するおそれもあるが、それほど大きくはないだろう」:
- 接近中の小惑星、衛星に衝突の可能性も
- Approaching Asteroid May Get Close Enough to Smash Satellites
- Huge asteroid to fly close to earth, may destroy satellites
- Asteroid 2012 DA14 may hit communications satellite in 2013
NASAのジェット推進研究所が提供しているデータベースによると、〝2012 DA14〟の次の最接近は日本時間では2013年2月16日午前4時25分。その時の地球からの距離は34976km(最悪の予測は27124km)で、静止軌道を回る気象衛星や通信衛星よりも地球に近いところを通過していきます:
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