「 CH20に顕著特異 2種の可能性 早い場合=4/26 or 27 」
現況
CH26 観測装置(図1): 4月22日を中心に顕著特異が短期間再出現。PBF特異は途切れず継続出現、静穏化せず。
CH20 観測装置(図2): 4月24日から顕著特異が出現、継続中。
可能性(1)
CH26: 初現 3月20.6日、極大 4月2.5日 → 地震発生 4月26日±3日。4月22日を中心に再出現した顕著特異変動を直前変動とみなす → 地震発生 4月26日±2日。
CH20: 顕著特異の初現 4月24.6日、極大 現在までで一番変動値が大きい 4月25.4日 → 地震発生 4月26日~27日。
CH26 の PBF特異は静穏化していない。CH20 の顕著特異の推定静穏化時期(4月26日深夜)まで CH26 の PBF特異は静穏化しないか、継続出現したまま地震発生となるか不明。
可能性(2)
PBF特異が静穏化するまで対応地震は発生しない可能性。4月26日-27日(~29日まで)に対応地震が発生しない場合はこちらの可能性となる。
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
[注]特異変動については『
FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料
』(PDF形式)の 9ページを参照してください。
推定日 | 可能性(1) 4月26日 または 27日 (~4月29日まで) 可能性(2) 上記時期に発生が無い場合、今後の観測で修正予定 |
推定時間帯 | 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間 |
推定震央領域
|
「
続報 No.415
」所載の図3参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域 震央が火山近傍領域である可能性が高い 弧線A~B以南の可能性は極めて低い
直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
|
推定規模 |
主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり |
推定地震種 |
震源が浅い陸域地殻内地震
|
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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