2024年9月2日月曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-303)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 9月2日14:00 付けで「続報 No.370」(PDF形式)を出しています。
 
内容の概略は以下のとおりです ——
 
8月31日、八ヶ岳の CH26 観測装置のみに火山噴火型前兆変動が観測された。9月1日、9月2日には全く変動は現れず、8月31日のみの出現であった。他の観測点には同期した変動は現れていない → 八ヶ岳に極めて近い領域内の火山近傍を示唆。

噴火型前兆変動で極大が観測されたのは、本年では 5月10日。5月10.5日極大、8月31.6日 直前前兆(直前特異)として、経験則 [極大~地震発生]:[直前特異~地震発生]= 6:1 を適用すると、地震発生日として 9月23.2日 ±3日を得る。前回の更新情報の推定日から変更なし。

その他、8月11日主極大、8月22日副極大からは 9月21日 ±3日、等々。
 
9月12日 ±3日に他の前兆変動が終息するかを確認する必要あり。
 
——
 

推定日9月23日 ±3日の可能性
推定時間帯 09:00 ±2時間 または 18:00 ±3時間
推定震央領域 続報 No.370」所載の図3参照(太線領域内=大枠推定域; 斜線領域=可能性が考えやすい推定領域; 震源域が火山近傍である可能性高い)
推定規模 M8.0 ± 0.3
(主震が単発の場合:M8.0 ± 0.3; 複合地震の場合:M7.4 + M7.3 など)
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
その他 火山噴火型前兆変動が観測されているので、地震発生に伴い近隣火山が噴火する可能性も否定は困難だが、出現形態が地震前兆型のため、確実に噴火するとは断定困難。
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
関連記事