八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 8月30日12:00 付けで更新情報を出しています:
- No.1778 長期継続大型地震前兆 続報 No.353 (PDF形式)
今回の更新情報では、(1)7月中旬と下旬に観測された火山噴火型前兆変動と、(2)No.1778 関連前兆変動の現状について述べています。
火山噴火型前兆変動
- 7月12日と13日に出現。
- 八ヶ岳南麓で大きく、秋田観測点と高知観測点でも微弱ながら同期して観測。
- 7月31日を中心に再びやや弱く出現。
- No.1778 前兆変動に対応する地震が発生する際には、連動して火山噴火が発生する可能性を否定できない。
No.1778 関連前兆変動の現状
- 現在は 八ヶ岳の 3つの観測装置で前兆変動が継続 —— CH21の特異変動、CH20 と CH26 に同期して現れている PBF特異変動。
- 現時点で特異変動が継続しているため、2023年内の対応地震発生の可能性は否定できる。
推定日 | 2023年内の発生の可能性は否定 |
推定時間帯 | 09:00±2時間 または 18:00±3時間 |
推定震央領域 | 「続報 No.353」所載の図5太線内 斜線の領域は火山近傍領域(震央域の一部が斜線領域内にある可能性あり) |
推定規模 | M8.0 ± 0.3 |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震、火山近傍 |
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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