2019年1月16日水曜日

地震が「聞こえる」わけ


米国アラスカ州のテレビ局 KTVA の記事です。昨年11月30日にアラスカ州で発生した M7.0(深さ 47km)の地震(USGS資料)とその余震では、多くの住民が、揺れを感じる前に大型トラックがそばを通り過ぎるような大きな音を聞いたそうです。なぜそのようなことが起きるのかをアラスカ地震情報センターの地震学者が説明しています:

地震学者によると、地震によって発生するP波とS波のうち、伝播速度が速いP波が先に到達し、その可聴周波数成分が直接的に、あるいは物体を揺らして間接的に聞こえるとのこと。全ての地震でこのような現象が起きるわけではないそうです。


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