12月19日、イエメン沖の紅海で火山噴火が始まりました。情報が限られていますが、衛星写真などから、噴火したのは ジェベル・ズベア島(Jebel Zubair、地図)とみられています。目撃した地元漁師の話では、溶岩が20~30mほど噴き上がっているとのことです:
ジェベル・ズベア島は海嶺上に位置する盾状火山で、山体のほとんどは海面下にあります。噴火は 1824年以来とのこと。同島の北にはジェベル・アット・テア島(Jebel at Tair、地図)があります。この島は 2007年から2008年にかけて噴火し、駐留していたイエメン軍の兵士 7人が死亡しています。
紅海の海底には拡大中の海嶺が走っており、もとは1つだったアラビア・プレートとアフリカ・プレートを引き裂いています。この海嶺はアファール三重会合点を経てアフリカ大地溝帯につながっています。
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