中国地震局の2010年度の経費内訳が公開され、地震予報・予測に割り当てられた予算が約270万元(約3300万円)で総支出額の1000分の1だったことが判明したとのことです:
早々に地震予知に見切りをつけたのであれば、日本より先を行っているのかも知れません。
日本の地震予知予算については、さまざまな組織がばらばらに研究をおこなっているのでなかなか全体像がつかめません:
〝かつての地震予知は少額の予算しか確保できない「研究計画」にすぎなかった。ところが69年、政治力によって「実施計画」へと格上げされ、高額予算の配布が可能に。年70億円が支出されるナショナルプロジェクトとなった〟:
〝読者諸氏は、日本では当然のことながら地震予知のための研究が行われている、と思っておられるであろう。しかし、実はそうではないのである〟:
関連記事
- 中国で「大地震近い」の噂 (10年1月28日)
- 中国・山西省で地震パニック (10年2月22日)
- 四川→ハイチ→チリ 大地震の発生日 (10年3月3日)
- カエルの大行列 ― 四川省成都市 (10年5月6日)
- カエルの大行列 ― 今度は江蘇省南京市 (10年5月13日)
- 白頭山は噴火しない (その 1) (10年7月10日)
- 中国・福建省で大地震のうわさ (10年8月12日)
- 白頭山噴火の可能性 ― 中・韓の温度差 (10年11月17日)